肩の付け根がズキズキ痛む【原因と対処法】：2023年4月14日｜エン鍼灸整骨院(En鍼灸整骨院)のブログ

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投稿日：2023-04-14 12:46:33.0

肩の付け根がズキズキ痛む【原因と対処法】: こんにちは！
En鍼灸整骨院でございます。

患者様のお悩みでも多い肩凝りですが、その中には肩の付け根が「ズキズキ」と痛むと訴えられる方もいらっしゃいます。

ズキズキと拍動性の痛みがあれば肩の炎症を起こしている可能性が高いです。

【肩の付け根の痛みで考えられる疾患】
肩の付け根がズキズキ痛い場合に考えられるのは、主に3つです。

１：肩峰下滑液包炎
肩の関節の内部にある「肩峰下滑液包」というクッションの役割をする袋に炎症が起きることで痛みを生じます。
肩の関節の使い過ぎ、オーバーヘッドスポーツ(野球・バドミントン・バレーボール)による関節の摩耗が原因となることが多いです。
痛みは、肩を上げたり下げたりするときにズキズキと痛むことや夜間眠れなくなるほど痛みが悪化していく場合があります。

「対処法」
炎症を抑えるための安静が第一優先です。
軽い炎症であれば、安静にて自然治癒することもあります。
痛みがある程度落ち着いてきたら、肩を支える筋トレや、ストレッチを行います。

２：石灰沈着性腱板炎
何らかの理由で、肩腱板内に石灰が沈着してしまうことが原因で痛みがでます。
リン酸カルシウム結晶・石灰がなぜ沈着してしまうかは明らかになっていませんが、中高年の女性に多いと言われています。

痛みは、急激に肩の付け根にズキズキと強い痛みが走ることで徐々に痛みのために肩が動かせなくなり、日常生活に支障をきたします。

「対処法」
炎症が強い場合は、安静にし鎮痛剤や抗炎症剤の内服を行います。
痛みが落ち着いたら、肩の動きを引き出すトレーニングを行います。

３：上腕二頭筋長頭腱炎
腕の力こぶである「上腕二頭筋」の炎症により痛みを生じます。
上腕二頭筋の腱は上腕骨の溝である「結節間溝」と「靭帯」から作られるトンネルを通り抜けています。

重労働、無理な筋力トレによって腕を使い過ぎると、トンネル部分で腱が擦れて炎症が起きてしまいます。これが鋭い痛みにつながります。
症状は、腕を曲げた時に強い痛みが生じるのが特徴です。

「対処法」
安静にし炎症を抑えることを優先します。
痛みが落ち着いてきたら、再発防止のために肩周りのストレッチや、患部に負担が掛からないための体幹や肩周囲のトレーニングを行います。

いずれも専門家に診てもらうことが一番です。
En鍼灸整骨院へご相談ください！