この時期は特に注意！：2023年12月15日｜ストレッチプロ新市街店(STRETCH PRO)のブログ

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投稿日：2023-12-15 16:34:24.0

この時期は特に注意！: こんにちは！STRETCHPROの富島です！

早いもので１２月に入りもうじき一年が終わろうとしています。
コロナから解放された今年から忘年会や新年会する企業や団体も増え、普段は飲酒をしない方もこの忘年会、新年会などではお酒を飲む機会もあるかと思います。

この季節は特に注意が必要な組み合わせがあります。それは、『お酒』と『薬』です。
よく、「お酒と薬は一緒に飲んではいけません」という言葉を耳にしますが、なんとなくニュアンスであまりよくないような組み合わせだとは分かるけれど、実際はなにがいけないのかはわかりませんよね。
薬の多くは肝臓にある「MEOS」という酵素によって分解されます。薬はそのMEOSの分解速度を考慮して効き目の長さや強さが丁度よくなるように調整されています。
ところが、お酒が体の中にたくさん入ってくると、そのMEOSが薬だけでなく、お酒の分解にも使われてしまいます。そうなるとMEOSの十分な力を薬の分解に使うことはできません。
その結果、薬の効き目が長くなったり、効きにくくなったりと薬の作用の仕方に影響が出てきます。
多くの薬には、本来目的とする作用とは反対の『副作用』を持つものが多く存在します。
副作用とは本来望ましくない作用のことを指しますが、この副作用が大きく出てしまう可能性もあり、とても危険です。

これは飲酒とは関係がありませんが私の実体験で、中学生の頃に1回1錠の薬を誤って２錠飲んでしまったことがあります。２錠ということは、効き目も２倍。その時は息が苦しくなり、深く呼吸をすることができないくらい胸が痛く、苦しかった記憶があります。
薬が効きすぎてしまうのもとても危険です。
薬によく記載されている『用量・用法を必ず守ってご使用ください』という注意喚起の意味がよくわかります。

この季節、持病などを持たず薬を常用しない人でも風邪症状などで市販の薬を買って飲む方も増えるかと思います。
本来の用量を守っていても、お酒と組み合わさることで、もたらされる効き目に変化が出てしまうので要注意です！