【　東洋医学の話10│漢方アロマ/ヘッドスパ/温活　】：2024年5月15日｜サロンカーム(Calm)のブログ

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投稿日：2024-05-15 21:25:00.0

【　東洋医学の話10│漢方アロマ/ヘッドスパ/温活　】: こんばんは
今日は「血」について詳しく書いていきます～

東洋医学における「血（けつ）」は、西洋医学の血液とは異なる広範な概念で、生命のエネルギーや体の機能を支える重要な要素とされています

◯血　についての基本

1. 「血」の役割
- 栄養供給: 血は身体全体に栄養を供給し、器官や組織を潤す役割を持ちます
- 精神の安定: 血は精神を安定させる役割も担い、心（しん）の健康にも深く関わります
- 体温調節: 血は体温を適切に保つための役割も果たします

2. 「血」の生成と循環
- 生成: 血は、主に胃と脾（ひ）の消化機能によって栄養素から生成されます。また、肝（かん）も血の貯蔵と浄化に重要な役割を果たします
- 循環: 血は心（しん）のポンプ作用によって全身を巡ります。これにより、体内の各部分に必要な栄養と酸素が供給されます

3. 「血」の不足と過剰
- 血虚（けっきょ）: 血の量が不足する状態。疲労感、めまい、顔色の悪さ、乾燥肌、月経不順などの症状が現れます
- 　お血（おけつ）: 血の循環が滞る状態。痛み、こわばり、冷え、腫れ、月経困難などが見られます

4. 「血」と関連する臓腑
- 肝（かん）: 血の貯蔵と調整を行う。精神安定や筋肉の動きに影響を与える
- 心（しん）: 血の循環を司る。心の健康と深い関わりがある。
- 脾（ひ）: 血の生成に関わる。消化吸収を助け、血の質を維持する

5. 日常生活のアドバイス
- 適度な運動: 血の循環を良くするために、軽い運動やストレッチをする
- 十分な休養: 睡眠をしっかりとり、体を休めることで血の生成と循環を促進する
- ストレス管理: 心を安定させるために、リラクゼーション法や趣味を楽しむ

東洋医学の「血」は、単なる生理的な血液以上の意味を持ち、全身の健康状態や精神状態と深く関わっているのです

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