【睡眠情報】良質な睡眠には欠かせないホルモン！！：2023年11月24日｜高槻宗八鍼灸整骨院のブログ

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投稿日：2023-11-24 09:49:47.0

【睡眠情報】良質な睡眠には欠かせないホルモン！！: おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。

今回は「睡眠」には欠かせない「ホルモン」について詳しく説明させて頂きます。

人には２４時間周期で訪れる「睡眠サイクル」があって、日中に浴びる太陽光の量によって大きく左右されます。私達の身体には、「体内時計」があり、決まった時間に決まった「ホルモン」が分泌されるようになっています。
この「体内時計」のシステムが、消化、免疫系、血圧、食欲、気力などの調節を助けています。

２４時間周期の「体内時計」は、脳の視床下部にある「視交叉上核」という神経細胞の小さな集まりで管理されており、視床下部は、体内のホルモン分泌系の要になっています。この視床下部で「睡眠サイクル」が調節されています。朝起きた時に太陽の光を浴びると、光は、視床下部や臓器や腺に「起きなさい」という警告を送ります。光、それも太陽光には、日中に分泌されるべきホルモンや、体内時計を調節する神経伝達物質の生成を促す力があります。

熟眠に欠かせない物質の中に「セロトニン」があります。「セロトニン」は、一般的に、幸福感や満足感をもたらす一助となる神経伝達物質で、光を浴びる量によって生成が左右されます。また、「セロトニン」は「体内時計」の調節にも欠かせません。「セロトニン」の約95%は、体内の消化管に存在し、何を食べ、どの程度身体を動かし、自然光をどのくらい浴びるかで変わってきます。とにかく日中に出来るだけ光を浴びる事が大事です。

もう１つ熟眠に欠かせない物質に「メラトニン」があります。「メラトニン」は脳内の松果腺を中心に体内の細胞組織で生成され、寝る準備が整ったという信号を細胞に送ります。外が暗くなるにつれて自然に分泌が始まりますが、適切な時間に適量の光を浴びなかったら、そのメカニズムが台無しになりかねません。この「メラトニン」も先程の「セロトニン」と同じく、光を浴びた量に大きく左右されます。

いくつか「睡眠」に欠かせない「ホルモン」を紹介しましたが、共通するのは、「光を浴びる量に依存する」という事です。朝起きたらまずは太陽の光をいっぱい浴びて下さい。そこから「睡眠」の為の「ホルモン」のバランス調整が始まります。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。