【日本人とおのまとぺ】：2024年1月12日｜和穆のブログ

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投稿日：2024-01-12 21:34:59.0

【日本人とおのまとぺ】: 左脳はロゴス、右脳はパトス、さて何の呪文？

ロゴス…あー、アウトドアメーカーの
パトス…あー、エヴァンゲリオンの歌詞の

これ、調べてもらうとすぐ出てくるんですが説得の三原則なんて言われているもの

エトス/信頼・倫理
ロゴス/理論
パトス/情熱

信頼の上で理論的に話すか、情熱的に話すか、みたいなことで(超ザックリですみません)
元々は古代ギリシャの哲学者アリストテレスが提唱したもの

プレゼン相手によって

「理屈にウェイトを置くか、感情にウェイトを置くか」使い分けませんか？

このどっちを使っているかというお話し
日本の耳鼻科領域で戦後、音の捉え方の民族差を調べてみたそうです
電流を使って言語音と非言語音の脳内経路を比較すると
日本人は自然の音を左の言語脳で受け止めて聴くらしいことが分かった、と

例えば欧米人が虫の音を雑音として右の音楽脳で受け止めるのに対して
昔から自然の風物を左脳から「語りかける友」として眺めてきた日本人を初めて自然科学的に実証したのです(『胎児の世界』三木成夫.中公新書)

近隣民族ではどうなのでしょうか？
これ中国や韓国あたりはヨーロッパと同じ脳の使い方だったんですね
(それぞれの民族でも逆寄りの方も当然いらっしゃるとは思います)

日本人と同じ脳の型はハワイやサモアなどのポリネシア圏に広く分布しているそうで
やはり古代日本は大海洋国家だったのだろうな～とか考えちゃいます

古事記などにも擬音語、擬態語は登場し、このオノマトペの数に関しては欧米や中華圏の3～5倍もあるそうです

海外の翻訳家は日本書を訳すのに苦労するらしいですよ

患者さんの表現を振り返ってみても面白いもので
例えば、お腹の違和感

・ごろごろ
・ぐるぐる(この辺までは一般的？
・もげもげ
・もにゅもにゅ
・にもにも

などが過去にランクイン！
にもにも、に至っては何かもうファインディングしそうな感じです

人によって本当に表現方法は様々
ところで「オノマトペ」って何か声に出して言いたくなりますよね

…ならない？
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