☆未病を治す☆：2024年5月17日｜アノン松山(Anon)のブログ

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投稿日：2024-05-17 18:00:06.0

☆未病を治す☆: 伝統医学では、西洋医学の“病気”のようなはっきりとした異常が現われていなくても、体内バランスに何らかの乱れがある場合は、広い意味での病気とみなし、治療すべきと考えています。
伝統医学では、こうした状態を“未病（みびょう）”といい、中国最古の医学書『黄帝内経』にも“上工（名医）は未病を治す”と書かれています。

“未病”というのは、一種の“半病人状態・半健康状態”といえますが、伝統医学がこれを治療対象に含めているのは、“本格的な病気”になってしまう前に、“病気のもと”を治療することが一番大事であると考えているためなのです。

つまり、“未病”とは検査をしても具体的な病名はつかないが、なんとなく調子が悪いというような状態で、病気の一歩手前の状態のことです。たとえば、高血圧症の人が、今の状態になる前に、すでにその徴候がどこかに潜んでいるようなこともさしています。

そこて゛、今、真に健康な人生を送るために、“未病のうちに病気のもとを解決しよう”という伝統医学の考え方が注目されているのです。

これは、からだの状態から病気になりかけている要因を探り、その芽をもとからつみ取って、からだ全体を正常な状態に整える療法です。

たとえば、高血圧症の人に対して、西洋医学では降圧剤で血圧を下げ、血圧が下がれば治ったと考えるが、伝統医学では、なぜ血圧が高くなっているのかを探り、もし、血管の中に古い汚れた血が滞留しているからだと診断すると、その滞留血を流れやすくするということを考えます。

これは、治療であると同時に、以後の予防でもあるということです。
この点が伝統医学の非常にすぐれた点といえるのです。

では、どんな状態が未病状態か？次の未病のチェックをしてください。

【未病のチェック】

○朝から疲れやすく、出勤途中なのによく眠る

○年中、かぜ気味である

○食が細く、食後、膨満感がある

○寝つきが悪い、眠りが浅い

○夜、手足がほてる

○顔色がドス黒く、つやがない

○現在、病気はないが、生まれつき虚弱神経質で貧血気味

○偏食である
　
(2つ以上で未病です。)
あなたのチェックはどうだったですか？もし、あなたが未病状態であるならば、当サロンにご相談ください。

積極的な人生を送るために、“未病”の考え方を取り入れ、自然とも調和した“本当の健康”を得るよう努めてください。