お灸は何に効くの？：2023年11月11日｜鍼灸師かわなみこうきのブログ

鍼灸師かわなみこうき

シンキュウシ　カワナミコウキ

即時予約OK

ポイント加盟店

メンズにもオススメ

鍼灸
リラク
エステ

東京都新宿区新宿１-29-8 公衛ビル3階
新宿御苑前駅徒歩4分【吉祥寺/渋谷/自由が丘/府中/町田から多数ご来店♪】

鍼灸師かわなみこうきのブログ

ビューティー

投稿日：2023-11-11 14:36:40.0

お灸は何に効くの？: こんにちは。
今日は、お灸がどのように体調を改善するのかについて解説します。

【お灸とは？】
お灸は特定のツボに熱を加えることで、体のバランスを整える東洋医学の一部です。
しかし、お灸はただ体を温めるだけではありません。

体のエネルギーの流れを改善し、自己治癒力を高めるための強力なツールでもあります。
【お灸は何から作られるのですか？】
お灸の主成分は「もぐさ」で、これはヨモギの葉の裏にある繊毛を精製したものです。
その製造過程は、
・ヨモギの葉の乾燥
・葉砕加工
・石臼での荒引きと細引き加工
・ふるい（篩）加工
・唐箕（とうみ）加工
という手間と時間がかかる工程を経ています。

特に乾燥や臼でひくことにより、自然発火することがあるため火の用心が必要です。

高級モグサは原料のヨモギから2%～3%しか採れないと言われています。
このように、お灸の製造は非常に手間と時間がかかる工程で、その効果は大きいのです。
【お灸の生理学的効果】
東洋医学では、お灸は「経絡」と呼ばれるエネルギーの通り道にある「ツボ」を刺激し、エネルギーの流れを改善することで体の自然治癒力を高め、症状を改善します。

具体的には、お灸による温熱刺激は血行を良くし、酸素や栄養を補給し、不要なものを排除することで代謝を促進します。

また、自律神経の副交感神経を優位に切り替え、リラックスした状態を作り出し自然治癒力を引き出します。

これは、ストレスや不安を軽減し、心地よい睡眠を促進するのに役立ちます。

さらに、お灸をした部位の組織損傷の過程で、白血球の増加にともない細胞修復機能が活性化し、免疫機能を高める効果もあります。

このように、お灸は体のバランスを整え、自己治癒力を高めるための強力なツールと言えます。

【お灸で改善する可能性のある症状】
- 疲労
- ストレスや不安
- 不眠症
- 慢性的な痛み
- 消化器系の問題
- 呼吸器系の問題
これらは一部の例であり、この他にもお灸が体全体の健康に役立つ可能性があります。

まとめ
お灸は、体のバランスを整え、自己治癒力を高めるための強力なツールです。
ただ体を温めるだけではなく、生理学的なレベルで私たちの体に作用します。

お灸を試してみて、その効果をご自身で体験してみてください。

少しでもあなたの健康のお役に立てることを願っています！