【股関節】の仕組み役割：2024年5月13日｜高橋治療室のブログ

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投稿日：2024-05-13 15:28:28.0

【股関節】の仕組み役割: 皆様、こんにちは。

【股関節】って、どこにあるかご存知ですか？「股」という文字から股間のあたりかな？と思い浮かびますよね。本当は、もう少しお尻に近いあたりで、太ももの骨が骨盤と接する部分の関節のことを【股関節】といいます。

●股関節の仕組み
股関節は足の付け根にあって、ボール状の大腿骨頭が受け皿になる臼蓋にはまり込む形で成り立っています。また、人体で最大の関節で体重を支え、歩く・立つ・しゃがむ等の動きを可能にしています。臼蓋と大腿骨頭は滑らかで弾力のある軟骨で覆われていて、軟骨が関節への衝撃を緩和させるクッションの役割をしています。

●増えています「変形性股関節症」
股関節の衝撃を和らげる軟骨が減少してしまうと、関節に痛み動作に困難を引き起こしてしまいます。これを「変形性股関節症」といって、幼少期の病気や発育障害の後遺症、加齢などが原因で発症します。始まの頃は動き始めに足の付け根に痛みを感じる程度ですが、そのままにしてしまうと夜寝ている間も痛みを感じるようになってしまい、次のような動作が困難になってきてしまいます。
・靴下の着脱・長時間の歩行・階段の昇り降り・正座・足の爪切りなど

●日常生活でできる取り組み
・体重のコントロール→歩いている時に膝関節や股関節には体重のおよそ3倍の負担がかかるといわれています。体重を減らして関節にかかる負担を軽減することが大切です。
・カルシウム→年を重ねるとともに骨はもろくなりやすく、骨折をしやすくなったりします。カルシウムを多く含む食材を摂り、軽い運動と日光を浴びる事も大切です。

脚が痛いと外出するのが楽しくないですよね。つい、ついでにあれもこれもと買い物しがちですがひとりで重い荷物を持つと関節に負担がかかるので日頃から身体をいたわってあげてくださいね。

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