急性と慢性：2024年3月26日｜バランスラボ整骨院のブログ

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投稿日：2024-03-26 08:00:06.0

急性と慢性: 杉並区阿佐ヶ谷で整体をメインに行う
バランス・ラボ整骨院の新藤です

急性と慢性の境界線
どこからが急性で、どこからが慢性と呼ぶのか？
この概念はなかなか伝わらない感じがしますので
今回、ブログにしたいと感じて書いております。

専門的な定義で言えば
特に筋肉・骨格系でのトラブルでの急性・慢性は
一週間以内に発生したものを急性
一週間以上経過した状態を慢性と区別するように
しているんです。

どちらかと言うと
急性炎症症状＝熱を持つ・帯びた状態ですと
急性と判断出来ますし、
特に熱を持つ・帯びる状態ではないけど
繰り返し出たり消える痛みや不快感を慢性と
呼ぶ傾向があります。

軽症と重症の違いもありますね。
急性は早く改善しやすく、慢性は改善に時間がかかる。
軽症は改善が早い、重症は時間がかかる。
このように理解するとシンプルだと思います。

例えば、一般的に呼ばれる肩こり
これはそもそも病名でも症状名でもなく
その状態を表しているだけに過ぎない名称
長く肩こりに悩む状況から、肩が上がらない
腕が上がらないような？そんな状態へと
進んでしまうのは、肩こりの習慣から
結果として症状化してしまったと言うことです。

五十肩といいますが
正確には肩関節周囲炎と呼び、骨や軟骨に異常が
なく、それ以外の柔らかい組織＝軟部組織に
炎症が起きているとされる状態。
人間の肩は、その筋肉の力をすべて無くしてしまう
と簡単にはずれてしまう。
すなわち、筋肉の機能がないと関節として成立
しない関節で、関節の力を抜いて安静を保つことが
難しいところでもあるんです。
それ故に、回復させることがとても難しく
時間がかかってしまう。
筋肉を緩めるだけではなく、関節を動かすような
運動・施術が必要になってきます。
筋肉に強く刺激を与え、筋力を
奪い去ってしまうと
更に肩の関節としての機能が
失われる可能性が高くなるんです。

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