婦人科疾患と鍼灸のお話（２０）　子宮内膜症編：2024年4月13日｜風香る鍼灸院のブログ

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投稿日：2024-04-13 10:00:03.0

婦人科疾患と鍼灸のお話（２０）　子宮内膜症編: おはです(^^)/

生理痛
生理不順
と続きに続き、ついにその『２０』まで（　＾ω＾）・・・

まだ続きます、4月はずっとこの話かもしれない(笑)
――
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などなど、鍼灸治療でも効果が期待できるものは多いです!(^^)!
――

イラストのような状態は、
まだまだ初期の段階のモノです。

チョコレート嚢胞は、大きくなると10センチ近くに腫れる場合も・・・！
その場合は手術という選択肢が浮上します、5センチ以上程度になると、
チラホラそのほうな話になることが多いですね。

子宮内膜症は、
できる場所により、経過を見る場合や、今後のこと（妊娠など）を考えて手術をする
というケースも。

例えば卵管内に子宮内膜症ができてしまうと、
排卵がスムーズに行かないため、手術をして通す
ということをしたりします。

今まで見た患者さんの中では、
おへその周囲に内膜症が溜まり、
生理の時におへそから出血があった。という方もいらっしゃいました。

鍼灸治療では、
●過剰なホルモンの分泌を抑える

●炎症が起きていると痛みを誘発するため、その炎症を抑える

●子宮や卵巣周囲の免疫力を上げることで、異常に発達してしまった内膜の排出を促す

ということをしていきます。
もちろん、生理周期に合わせた治療方針をしないとならないので、
基本的なツボは外さず、でも、毎回同じツボばかりを使う
ということはすることがありません。

ホルモンバランスってすごい複雑なんですね（　＾ω＾）・・・

治療法は様々ですが、他の方法と干渉せず、
薬と並行して治療ができるというのも、鍼灸治療の強みかと思います(^^)/

続きます！