外反母趾とは：2024年5月4日｜いな穂整体院のブログ

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投稿日：2024-05-04 12:36:20.0

外反母趾とは: こんにちは
いな穂整体院です！

●外反母趾とは
　足の親指が小指側に曲がり、「くの字」になる状態をいいます。進行すると、普通の靴でも違和感を生じ、歩くだけで痛み、ひどい場合は足先に痺れがでるようになります。
　また、外反母趾の人の多くは扁平足や、足の“縦横のアーチ”がつぶれ横幅の広い開帳足にもなっていることが多く、これも外反母趾の諸症状を生じる要因となっています。

●原因
１，外的要因
　窮屈な靴やハイヒールなど、足に合わない靴が最大の要因と考えられます。
　また、生活習慣も要因の一つと考えられます。1日のうちで靴を履く時間が長くなっている事や、乗り物を利用することが増え、自分の足で歩く機会は逆に減少していることで筋力が低下し、アーチの消失した扁平足や横幅の広い開帳足が増えています。これが外反母趾を生じやすくしている要因の一つにもなっているのです。その他、近年では乳幼児の頃から履く靴などもあり、足の筋骨格形成において最も重要な時期に悪影響を与えている可能性があります。

２，内的要因
　ハイヒールやきつい靴を履かず外的要因が思い当たらない人は内的要因の可能性があります。外反母趾の男女比は1：10と圧倒的に女性が多いです。女性は男性より関節が柔らかいことや、筋肉量が少ないなどが内的要因になあることがあります。
　また、足の形態的に先天的に扁平足である場合や、母趾が第２趾よりも長いタイプの足、母趾の付け根の関節（中足骨頭）が丸い形をした人などが外反母趾に成りやすい足の形態と考えられています。
　その他、関節リウマチやエーラス・ダンロス症候群のような全身関節弛緩を生じる疾患が基礎にある人も外反母趾に成りやすいと考えられています。

●対策
　足で歩くことや、下駄やサンダルなどの鼻緒のついた履物を履くこと、さらにタオルやゴムひもを用いた運動を行うことなども足の筋力を鍛えるのも効果的です。また足趾のストレッチを行い関節の拘縮を予防することも大切です。また、外出時は足のアーチをサポートしてきれる機能性インソールを活用するのも良いでしょう。

　いかがだったでしょうか。ぜひお家でのセルフケアを行い足の健康を保ちましょう！