鍼灸？ブログ/腰痛の話～いくつかの論文を読んで～：2024年2月27日｜アルケル鍼灸整骨院のブログ

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投稿日：2024-02-27 08:23:00.0

鍼灸？ブログ/腰痛の話～いくつかの論文を読んで～: 100歳まで笑顔で歩ける身体をサポートする！
福岡市南区塩原のアルケル鍼灸整骨院、鍼灸師の浅子です。
今日も腰痛のお話です
腰痛は毎年のように新たな論文が出てきて大変勉強になります。
自分1人では辿り着けない事が分かるのがありがたい。
翻訳してくれる方も多いのでそういう意味でもありがたいです。

現代の腰痛治療で意識したい事は、
・重症は1％以下
・絶対安静は古い
・画像所見にだまされない　

腰痛はメジャーですが、油断して良い訳ではありません。
骨折や腫瘍(内臓の癌含む)等もあり得ます。

治療家の間では半ば常識なのですが、ほとんどの疾患で絶対安静というのはありません。
動かせる範囲で動かす。普段と同じように生活する方が早く治癒すると結論されています。

痛くて病院に行くと大抵X-P(レントゲン)は撮影されます。場合によってはMRIを……という事もあるでしょう。
それらの画像で骨の変形や椎間板の変性が見つかると、腰痛をそれらのせいにしたくなります。
年齢にもよりますが椎間板の変性というのは90%以上の人で見つかるし、ヘルニア様の突出も40%前後の人で見られるそうです。
痛みのある人にも無い人にも見つかるものなのです。

レントゲンのみを撮った人でも、MRIも撮影した人でも、特に治癒率に変化はありません。
重篤な病気が隠れているかもしれないので、一概に撮らなくて良いとも思いません。

MRIの撮影によって、手術の受療率は1.6%程上がるようですが、患者の幸福度は下がるという論文がありました。ここが悪いと指摘され、こうしないと治らないと言われる。言う通りにしているのに大して減らない痛み。ストレスですね。

ネガティヴな気持ちは痛みを強くします。病は気から！

腰痛治療で大切なのは
・悲観的になり過ぎない
・なるべく普段と同じように動く
・変形や変性＝即痛みと早合点しない
・ポジティブな気持ちで治療を受ける

原因はよく分からないけど痛む事もあります
よくわからないけど…は東洋医学が得意とする所なので、鍼灸施術を受けるのも一つの手段です。
是非ご来院下さい！
気持ちごと施術していきます！
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