自律神経の乱れ：2024年3月15日｜アルケル鍼灸整骨院のブログ

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投稿日：2024-03-15 08:41:10.0

自律神経の乱れ: 今回は自律神経の乱れです。
自律神経は、体内の機能を調節し、生命維持活動を制御する神経系の一部です。この神経系は、主に無意識的に働き、呼吸、心拍数、血圧、体温などの自律的な生理機能を調整します。自律神経は、中枢神経系（脳と脊髄）から出発し、身体の各部に分岐しています。

主に交感神経系と副交感神経系の2つの部分で構成されています。これらの2つの系統は対照的な作用を持ち、体内の機能をバランス良く維持します。

・交感神経系（興奮神経）:
ストレス時や興奮した状態で活発になります。
心拍数を増加させ、血圧を上げ、血糖値を上昇させ、気管支を広げます。
エネルギーの消費を促進し、戦闘や逃走などの反応に適しています。

・副交感神経系（安静神経）
リラックス時や休息状態で活発になります。
心拍数を低下させ、血圧を下げ、消化器官の活動を促進します。
エネルギーの保存を重視し、体を回復・再生させます。

これらの2つの系統は常に相互に作用しており、体内の様々な生理機能をバランス良く調整しています。自律神経の調節は無意識的に行われるため、私たちは意識的にこれらの機能を制御することが難しいですが、一般的な生活習慣やストレス管理などが、自律神経のバランスに影響を与えることが知られています。

自律神経が乱れると？？

・ストレス反応の過剰または不足：交感神経が優位な状態が続くと、慢性的なストレスや緊張感が生じる可能性があります。逆に、副交感神経が優位な場合、過剰なリラックスや疲労感が起こることがあります。
・心拍数や血圧の異常：交感神経が過度に活発であれば、心拍数や血圧が上昇しやすくなります。これは、高血圧や徐脈（心拍数の低下）などの問題を引き起こす可能性があります。
・消化器官の異常：副交感神経が弱まると、消化器官の機能が低下し、消化不良や便秘などが生じる可能性があります。
・睡眠障害：自律神経の乱れは、入眠困難や寝つきの悪さ、寝起きの悪さといった睡眠障害を引き起こすことがあります。
・免疫機能の低下：長期間にわたる自律神経の不調は、免疫機能の低下につながり、病気に対する抵抗力が減少する可能性があります。

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