女性ホルモン、男性ホルモン：2025年2月1日｜ウェル(well)のブログ

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投稿日：2025-02-01 09:37:12.0

女性ホルモン、男性ホルモン: ●男性ホルモン
主なホルモン：テストステロン（約95％が精巣、残りが副腎から分泌）
・男性的な体の発達（筋肉量・骨密度の増加、体毛の発達、声変わり）
・性機能の維持（精子の生成、性欲向上）
・代謝促進（脂肪燃焼を助ける）
・精神面の影響（活力、攻撃性や競争心の向上）
※女性の体内でも少量分泌され、筋力維持や性欲に関係します。

○女性ホルモン
1.エストロゲン（卵胞ホルモン）
主な分泌場所…卵巣、副腎、脂肪細胞
・女性的な体の発達（乳房の成長、皮下脂肪の増加、肌や髪のツヤを保つ）
・月経・妊娠の調整（子宮内膜の増殖、排卵のサポート）
・骨や血管の健康維持（骨粗しょう症や動脈硬化の予防）
・自律神経や感情の安定（精神の安定、幸福感の向上）
※閉経後に分泌が減ると、更年期障害の原因に。
2.プロゲステロン（黄体ホルモン）
主な分泌場所…卵巣の黄体、副腎、妊娠中は胎盤
・妊娠の維持（子宮内膜を厚くし着床を助ける）
・体温の上昇（高温期）
・むくみや眠気の増加（水分をため込む作用）
※生理前に増え、PMSにも関係します。

●男性に女性ホルモンが多い場合
主な原因…肥満、加齢、ストレス・睡眠不足、ホルモン治療や薬
【影響】
体つきの変化（胸が大きくなる、筋肉量減少、皮下脂肪増加）
性機能低下（性欲減退、勃起不全、精子減少）
精神面の変化（気分の落ち込み、ストレス耐性低下）
骨密度低下（エストロゲンの影響で骨は保たれるが、テストステロンが不足すると骨が弱くなる）
【対策】
筋トレでテストステロンを増やす
体脂肪を減らす（特に内臓脂肪）
ストレス管理や睡眠改善

○女性に男性ホルモンが多い場合
主な原因…多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）、過度な筋トレやサプリメント摂取、副腎の異常
【影響】
体つきの変化（筋肉がつきやすく脂肪が減る）
体毛の増加（ひげ、腕や脚の毛が濃くなる）
生理不順や無月経（排卵が抑制されることも）
ニキビや脂性肌（皮脂分泌が増加）
声が低くなる（長期的に男性ホルモンが多いと影響）
【対策】
大豆イソフラボンを摂る
過度なダイエットや運動を避ける
生理不順は婦人科へ

どちらも乱れるとつらいホルモンバランス。
食事・運動・ストレスの影響を受けやすいので、生活習慣を整えることが大切です。
ストレス管理にぜひリラクゼーションサロンもご検討ください(^^)