目の動きが語る身体のサイン：神経系の働きとの関連性：2024年4月6日｜脳リハビリ高知スプラウトのブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2024-04-06 10:12:49.0

目の動きが語る身体のサイン：神経系の働きとの関連性: こんにちわ。引き続き花粉症で目がかゆい山崎です。

さて、今日も脳とカラダの仕組み&関係性についてのお話をしたいと思います。

脳と自律神経に特化した施術を行うようになってから、かれこれ10年以上がたちましたが、施術前の検査の中でも、眼の動きの検査を僕は重視しています。

なぜかというと、眼の動きを見ることで、神経系がどのぐらい「弱っているのか？」「ダメージを受けているのか？」「バランスが狂っているのか？」といったことが分かるからです。
動きの悪さはそれぞれで違いますが、これまでの経験上では、左上に眼を動かしにくい方が多く、その場合は左半身が緊張しやすく、痛みなどの不調が出やすいです。

◆眼の動きが悪い時に現れやすい症状や不調は次のようなものです。
　・立ちくらみ、ふらつき
　・頭痛、めまい
　・視力の低下
　・眼精疲労
　・首が動かない
　・内臓の不調
　・呼吸の働き
　・筋力低下（特に股関節）

　　※その他、さまざまな症状が出る可能性があり、個人差が大きい。

◆眼の動きが悪いということは・・・
　少し話が難しくなります。眼の動きが悪いということは、12種類ある脳神経の中でも眼の動きに関わる脳神経（３種類）の働きが低下していると考えられます。この場合、３つの脳神経の働きだけが低下しているとは考えづらいのが大きなポイントとなります。

　脳を中心とした神経系が筋肉、関節、内臓などを含むひとのカラダをコントロールし、お互いに影響し合っているのですが、眼の動きに関する脳神経の働きが低下すると、脳の全体的なバランスやネットワークに乱れが生まれます。

その乱れはカラダのさまざまな器官に影響を与え、その人の状態や体質に応じて不調や症状が現れるといった感じでしょうか。

◆眼の動きが「カクカク」する
　人によっては、眼をぐるっと回すように誘導すると、歯車のようにカクカクしながら動く事があります。この場合は、神経系の働きがかなり低下していると考えられ、神経症状や内臓の不調が目立ちやすいです。

◆脳と自律神経を整えると
　身体の緊張を解きほぐしながら、弱いところは活性化するように施術を行い、脳と自律神経のバランスを整えると、眼の動きを含めた身体全体の不調や働きが改善へと向かいます。

　ここまで、読み進んでいただきありがとうございました。