しんのう鍼灸院のブログ
サロンのNEWS
投稿日:2025-08-08 16:40:22.0
- 【第1回】火の石とお腹の不思議
- こんにちは!
しんのう鍼灸院です
鍼灸って「針を刺す」「もぐさを燃やす」という少し不思議な施術ですが、
いったいどこから生まれたのでしょうか?
日々、鍼やお灸を扱っていると、「そもそもの始まりはどうだったんだろう?」と考えることがあります。
そこで今回から、「鍼灸のはじまりをたどる旅」と題して、
鍼灸のルーツを少しずつご紹介していこうと思います。
難しい理論は抜きにして、「昔の人ってこうやって体を癒してたのかも」という、
イメージの広がるようなお話になれば嬉しいです。
まず第1回は、「火で温めた石をお腹に当てたら、なんだか元気になった」
そんな、原始的でどこか懐かしいお話から始まります。
「昔の人は、どうやってお腹の不調を治していたんだろう?」
そんな素朴な疑問から、鍼灸の歴史をたどってみると、面白い話が出てきます。
とても古い時代、人々はまだ薬も病院も知らず、自然の中で暮らしていました。
寒さや疲れ、腹痛に悩まされたとき、彼らが頼ったのは「火」と「石」でした。
ある人が、火の中で温めた石を取り出し、服の上からお腹に当てたところ、
じんわり温かくて心地よく、気づけば痛みが軽くなっていた――
そんな出来事が、いま私たちが知っている「お灸」の始まりだったかもしれません。
当時は「病気を治そう」という意識よりも、
「なんとなく楽になる」「あったかいと気持ちいい」
という身体の感覚がすべてだったのでしょう。
けれど、それこそが人間の「自然治癒力」とつながっていたのかもしれません。
こうした火と石の体験は、のちに「熱で癒す=灸(きゅう)」という文化へと発展していきます。
今でも「カイロをお腹に当てると落ち着く」「温泉で胃腸が元気になる」
と感じることがありますよね。
それとまったく同じような知恵が、何千年も前にすでに始まっていたのです。
私たちが「灸」と聞いて思い浮かべるのは、ヨモギを使ったもぐさのイメージかもしれません。
けれど、そのずっと前――火のそばにあった温かい石が、
人の体をそっと癒していた。
そんなイメージを想像してみると、
今に続く鍼灸の「原点」に、少しだけ触れたような気がします。
次回は、「刺す鍼」のルーツ――石で身体をつついていた!?
というお話をお届けします。

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