副鼻腔炎の鼻詰まりに！解消ツボ「（こりょう）」：2025年1月8日｜武蔵小杉鍼灸接骨院のブログ

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投稿日：2025-01-08 08:37:12.0

副鼻腔炎の鼻詰まりに！解消ツボ「（こりょう）」: 「鼻が詰まって息苦しい…」「黄色い鼻水が止まらない…」「頭痛がひどい…」
もしかしたら、それは蓄膿症（慢性副鼻腔炎）かもしれません。このブログでは、蓄膿症の症状を和らげるツボ「（こりょう）」と、東洋医学的な原因と対策について解説します。

蓄膿症（慢性副鼻腔炎）とは？
副鼻腔とは、鼻の周りの骨にある空洞のこと。この副鼻腔で炎症が起こるのが副鼻腔炎です。風邪などがきっかけで起こる急性副鼻腔炎が慢性化し、炎症が長引いて膿が溜まった状態が蓄膿症（慢性副鼻腔炎）です。

主な症状は以下の通りです。

鼻詰まり
粘り気のある黄色い鼻水
嗅覚の低下
味覚の低下
頭痛
集中力の低下
後鼻漏（鼻水が喉に流れ落ちる）
東洋医学で考える蓄膿症の原因：胃腸の弱りと「痰熱」
東洋医学では、蓄膿症の原因の一つに「胃腸の弱り」があると考えます。暴飲暴食や冷たいものの摂りすぎなどで胃腸の働きが低下すると、体内に余分な水分や老廃物（「痰熱（たんねつ）」）が溜まりやすくなります。この痰熱は粘り気が強く、鼻の通りを塞いで鼻詰まりや粘性の鼻水、頭痛などを引き起こすと考えられています。
蓄膿症解消のツボ「（こりょう）」
蓄膿症の鼻詰まりに効果的なツボ「（こりょう）」です。こりょうは、鼻水の排出をスムーズにし、鼻通りを良くする効果があるとされています。また、胃腸の働きを整える効果も期待できます。

こりょうの場所

こりょうは、黒目の真下（瞳孔線上）と、鼻の下端（鼻翼下縁）が交わるところあたりにあります。この周辺には、副鼻腔の一つである上顎洞があります。

こりょうの押し方

中指の腹をこりょうに当てます。
人差し指と薬指を添えます。
軽く押しながら、上方向にグーッと持ち上げるように刺激します。
これを10回程度繰り返します。上顎洞を広げるようなイメージで行うと効果的です。
こりょう以外のツボとケア

迎香（げいこう）：鼻詰まりがひどい場合は、鼻の横にある迎香というツボと併用すると、さらに効果が期待できます。
後鼻漏のケア：後鼻漏に悩んでいる場合は、後鼻漏のケアに関する情報も参考にすると良いでしょう。
食生活の見直し：東洋医学的な観点からは、胃腸に負担をかける甘いものや脂っこいもの、冷たいものの摂りすぎに注意し、バランスの取れた食生活を心がけることが大切です。