コンクラーベ：2025年5月14日｜キズシンキュウ(KIZU SHINKYU)のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2025-05-14 10:57:22.0

コンクラーベ: 次のローマ教皇を決める秘密選挙「コンクラーベ」が7日から始まっています。

投票に参加する枢機卿たちは6日午前、コンクラーベ前最後の会議で次期教皇の下でカトリック教会が向き合う課題を議論し、多様性を重視したフランシスコ前教皇の改革は継承されるのか…。
「審判の日」を迎える枢機卿たちの選択に世界中の注目が集まっています。

このブログがあがる頃には決まっているのでしょうか…。
私も映画『教皇選挙』を見てきたので、気になるところです。

鍼灸治療と言えば、中国起源のイメージが強いですが、ツボを使った治療法は古代からヨーロッパでも行われていたようです。

鍼の起源を語る時に、よく聞くのは中部ヨーロッパで発見されたアイスマンについての話です。

1991年、ドイツ人夫婦は、アルプスにあるエッツ渓谷の氷河を渡っていた際に、凍った遺体を発見しました。
その一帯は、多くの人が命を落とす危険なエリアだったため、二人は現代人の遺体だと考えたそうです。
しかし、その遺体はなんと約5300年前の遺体でした。
（その遺体は、発見された場所にちなみ「アイスマン・エッツィー」と名付けられました。）

間もなく科学者たちがエッツィーの調査を始めると、さらに驚くことが発見されたのです。
エッツィーの体のいたるところに、刺青があり、点を線でつないだような絵が描かれていました。
そして、その点の80％は現代のツボに一致していたのです。

使われたツボは、胃兪・腎愈などで、腰痛と腹部の疾患を治療したものではないか、と考えました。
すると、放射線を用いた調査から、エッツィーの腰椎には関節炎があり、腸には鞭虫(べんちゅう)の卵が多数発見されたのです。
高い確率で、エッツィーは約5300年前に腰痛と腸の不調に悩まされていたことでしょう。

そんな前からツボは使われていたのでしょうか…。
鍼灸が理論として体系化されたのは、それからずっと後のことで、最初の理論体系として知られているのが、紀元前200年頃に成立した『黄帝内経』という書物で、現存する最古の医学書として2011年にユネスコ世界遺産に登録されています。
日本の鍼灸治療は、江戸時代にさらに発展を遂げたとされています。

そんな昔から行われていたとされる鍼灸治療。
興味がある方は、ぜひ受けてみてください！
初めての方でも受けやすくなっています！

鍼灸師　　齋藤