内腹斜筋とは？：2025年4月2日｜キンマク岡山大雲寺院(KINMAQ)のブログ

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投稿日：2025-04-02 17:15:35.0

内腹斜筋とは？: 内腹斜筋（ないふくしゃきん）は、腹部の側面にある筋肉で、外腹斜筋の下層に位置します。腹部の回旋（ひねり）や側屈（横に倒す動き）を担当し、体幹の安定や姿勢維持に重要な役割を果たします。外腹斜筋と連携して動くことで、スムーズな身体の回旋や動作を可能にします。
内腹斜筋の構造と働き
内腹斜筋は、肋骨の下部から骨盤にかけて広がり、筋繊維が斜め上方向（逆ハの字）に走っています。
1.体幹の回旋（ひねる動作）
右の内腹斜筋が収縮すると体は右に回旋し、左の内腹斜筋が収縮すると体は左に回旋する
外腹斜筋と反対の方向に作用し、協力して動きを調整
2.体幹の側屈（横に倒す動作）
片側の内腹斜筋が働くと、体は同じ側に倒れる
3.体幹の安定と腹圧の調整
腹横筋や腹直筋とともに、姿勢を維持し、腰や骨盤を支える
内臓を保護し、深い呼吸を助ける
内腹斜筋の役割
体をひねる動作をサポート（スポーツや日常の動作）
体幹の安定化（姿勢を維持し、腰や骨盤を支える）
腹圧を高め、内臓を保護する（呼吸や体幹トレーニングに関与）
内腹斜筋が弱くなると、体のバランスが崩れやすくなり、腰への負担が増えることがあります。
内腹斜筋が弱くなる・硬くなる原因
運動不足や姿勢の悪さ（腹筋の筋力低下）
長時間の座り姿勢（猫背や骨盤の歪みにつながる）
ストレッチ不足（柔軟性が低下し、動きが制限される）
内腹斜筋が弱まると、腰や背中の筋肉に負担がかかりやすくなり、疲れやすさを感じることがあります。
内腹斜筋のケア方法
1.ストレッチ
体をひねるストレッチで筋肉を伸ばす（ツイストストレッチ）
横に倒れる動作を取り入れ、側屈の柔軟性を向上
2.体幹トレーニング
サイドプランクやツイストクランチで筋力を強化
ロシアンツイストなどのエクササイズで回旋動作を意識
3.日常の姿勢を意識
猫背や骨盤の歪みを防ぎ、正しい姿勢を保つ
腹圧を意識して呼吸を深く行う（ドローインなど）

内腹斜筋を適切に鍛え、柔軟性を保つことで、体幹の安定性が向上し、スポーツや日常動作がスムーズになります。