側腹部の違和感、筋膜が影響していることもあります：2025年3月29日｜キンマク岡山大雲寺院(KINMAQ)のブログ

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投稿日：2025-03-29 12:11:37.0

側腹部の違和感、筋膜が影響していることもあります: 「脇腹あたりがなんとなく張る」「身体をひねると側腹部がつっぱる感じがする」
このような側腹部（脇腹～わき腹周辺）の違和感を訴える方は少なくありません。はっきりとした痛みではないものの、日常動作の中で気になる状態が続くと、不快感やストレスにもつながります。

こうした側腹部のつっぱり感や違和感には、筋肉だけでなく“筋膜”の状態が関係しているケースもあります。今回は、筋膜と側腹部のつながりに着目しながら、そのアプローチ方法についてご紹介します。

筋膜とは？

筋膜とは、筋肉を包み込んでいる薄い膜状の組織で、全身に張り巡らされています。筋膜は単なる包みではなく、筋肉と筋肉、筋肉と骨、さらには内臓などともつながり、身体全体の連動性を保つ重要な役割を果たしています。

この筋膜が、姿勢のクセや繰り返しの動作、運動不足などによって緊張したりねじれたりすると、本来の柔軟性が失われ、特定の部位に張り感や動かしにくさを感じるようになることがあります。

側腹部と筋膜の関係

側腹部には、腹斜筋や広背筋、腹横筋など、複数の筋肉が重なり合い、筋膜も多方向に走行しています。これらの筋膜は、背中や腹部、骨盤周囲、さらには下肢までつながっており、身体の動きに合わせて滑らかに動くことで、回旋や体幹の安定に関与しています。

しかし、長時間のデスクワークや猫背姿勢、身体の左右どちらかに偏った動きが続くと、筋膜のバランスが崩れ、側腹部の緊張やつっぱり感につながることがあります。また、呼吸が浅くなる生活習慣も、側腹部の動きを制限しやすく、筋膜の柔軟性が失われがちです。

整体における筋膜へのアプローチ

当院では、側腹部に違和感がある場合でも、その部位だけに着目するのではなく、全身の筋膜の連動を確認しながら施術を行います。

たとえば、肩まわりや骨盤、太ももなどの筋膜の動きに制限があると、結果的に側腹部に負担がかかるケースもあるため、体幹のねじれや姿勢全体を見ながら、丁寧にアプローチを進めていきます。

また、お身体の状態に応じて、呼吸に合わせた動きや、日常生活でできるセルフケアのアドバイスも行い、より快適な状態を目指していきます。