タンパク質と「食事性熱産生」ってなに？：2025年4月4日｜キンマク岡山大雲寺院(KINMAQ)のブログ

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投稿日：2025-04-04 18:23:35.0

タンパク質と「食事性熱産生」ってなに？: 「最近代謝が落ちてきた気がする」「ダイエットしているのになかなか変化がない」
そんな声を耳にすることがあります。実は、日々の食事の中でも“代謝”に関わるポイントがあるのをご存じでしょうか？
今回は、タンパク質と深い関わりのある「食事性熱産生」についてご紹介します。

食事をすると体があたたかくなる？

ご飯を食べたあと、なんとなく身体がぽかぽかするような感覚を覚えたことはありませんか？
これは「食事性熱産生（しょくじせいねつさんせい）」と呼ばれる現象です。食べ物を消化・吸収・代謝する際に、身体の中で熱が生まれるため、一時的に体温が上がるように感じられるのです。

この熱の発生には、摂取した栄養素の種類が大きく関わっています。

タンパク質は熱を生みやすい？

三大栄養素のうち、食事性熱産生が特に高いとされているのが「タンパク質」です。
摂取したエネルギーのうち、およそ30％が熱として放出されるといわれており、脂質（約4～5％）、炭水化物（約6～8％）と比べても、代謝への影響が大きいことがわかります。

このため、食事に適度なタンパク質を取り入れることで、体内のエネルギー消費を後押ししやすくなるとも考えられています。

タンパク質は筋肉づくりの材料にも

整体施術では、身体の動かしやすさや安定感をサポートしていくことが大切です。その中で、筋肉の質や量も日常生活の動きやすさに関わってきます。

タンパク質は、筋肉・皮膚・内臓など身体をつくる基本的な材料です。運動習慣がある方はもちろん、普段あまり動かないという方にとっても、食事からしっかりと摂ることが大切です。

バランスよく、無理なく続けることが大切

とはいえ、タンパク質だけをたくさん摂ればいいというわけではありません。
炭水化物や脂質も含め、バランスの良い食事を意識しながら、食事性熱産生の特性を上手に活かしていくことがポイントです。

整体とあわせて、日常の食事や生活習慣を見直すことも、より快適な体づくりの一歩になります。お身体を整えると同時に、栄養面からのサポートについても気になる方は、お気軽にご相談ください。