ジアミンアレルギー：2018年9月27日｜美容室アンビー新高円寺(envie)のブログ

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投稿日：2018-09-27 11:41:22.0

ジアミンアレルギー: こんにちは高円寺のくせ毛な美容師、原哲平です。

世の中には様々なアレルギーがあります。

花粉症にハウスダスト、食べ物でもアレルギーのある人はいますよね。

ちなみに僕はキュウイフルーツが駄目です。

食べると喉の奥がイガイガと痒くなるんです。

そんなアレルギーの一つにジアミンアレルギーというものがあります。

ジアミンって何だ？と思われる方もいらっしゃるかと思います。

髪を染める時に、ヘアカラー剤によく使用されているものが「酸化染料」と呼ばれる化学成分です。
その「酸化染料(パラフェニレンジアミン)が原因となって起こるアレルギー性接触皮膚炎のことを一般的に『ジアミンアレルギー』といいます。

アレルギー性接触皮膚炎は誰にでも起こるのではなく、皮膚や体に合わないものと判断する体の仕組み（抗原/アレルゲンの記憶）をもっている人に起こることがあります。
抗原となるものに接触してから24～72時間で腫れや紅斑などの皮膚症状が最大になります

アレルギー性接触皮膚炎と違い誰でも起こりうるのが「一次刺激性接触皮膚炎」、アレルギーを原因としない「かぶれ」のことです。
体調や皮膚の状態、刺激をおこす化学物質が濃い濃度で皮膚に付いたりといった状況で起きやすいです。
その原因は、化学物質が皮膚の細胞膜に障害を与えたり代謝に障害を与えたりして皮膚を傷めてしまうからです。
薬剤と接触後、あまり時間を置かずに皮膚に刺激や傷みを感じたり皮膚が赤くなったりした場合は刺激性接触皮膚炎の可能性があります。

「ジアミンアレルギー」の場合、単純なかぶれと違い
次回も症状がでる確率が高く段々と症状が重くなったりしますので
「ジアミンアレルギー」になった方は通常のカラー剤で染めるのは困難になります。

その場合「ヘアマニキュア」「100%のヘナ」「ノンジアミンカラー」等で染めることになります。
ちなみに100%のヘナでない場合色の入りを良くするためにジアミンが入っている場合もあるのでご注意下さい。
そしてその中で明るくする事が出来るのが「ノンジアミンカラー（HCカラー）」になります。

また自分がジアミンアレルギーかもしれないと思う場合はパッチテストをしてからして頂くのが安心だと思いますのでご相談下さい。