グラデーションカラー：2016年1月22日｜ファンタシー(FANTACY)のブログ

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投稿日：2016-01-22 19:50:52.0

グラデーションカラー: こんにちわ。

フワフワ！ビヨウシツ　荒木と申します。

以前に入れたハイライト（髪の束をとって、そこだけ明るくする技法）を生かして

自然なグラデーションカラーにしたスタイルです。

根元～中間は7トーン、毛先にうすいアッシュ系カラーが入っている部分は14トーンくらいの仕上がりになっています。

「トーン」とは、髪色の明るさと色味の鮮やかさによって出来るヘアカラーの「印象」を数字で表したもので、実は厳密に「〇トーンはこれ」規定できるものではないのですが

私たちは仕事の便宜上、「髪の明るさ」だけを指して「トーン」と呼んでいます。

グラデーションカラーで大切なのは、そのトーンのコントロールです。

根元から毛先にむかって自然に色がつながって見えるように

また、アッシュなどの色味が抜けたあとも「いい感じ」に見えるようにデザインしていく必要があります。

根元～中間は自然なブラウンで、毛先はうすいベージュになるように仕上げるのが一般的ですが

最初の写真のお客様のようにハイライトをあまり表面に表れないように入れて

グラデーション＋インナーカラーにすると上品な印象になります。

また、次の写真の方のように

バレイアージュという技法を使って、毛先にむかって明るい髪が広がっていくような大胆かつ自然なヘアカラーも素敵です。

また
こういう感じもグラデーションカラーになります。

毛先は2回ブリーチしていて、上の黒とのコントラストがカッコいいです。

ただこのスタイルは根元～中間にかなり暗いカラーを使うので

後からその部分を明るくするのはちょっと大変なので注意が必要です。

このお客様はこのあと就活のための黒染めをしたので問題なかったです。

一口に「グラデーションカラー」といってもいろんなスタイルがありますね。

それを考えるのはとても楽しいですし

ヘアカラーのさらなる可能性を感じます。

お仕事上あまり明るいカラーが出来ないという方も、根本付近を暗めに染めるグラデーションカラーなら一見明るく見えなかったりしますよ。

おススメです！