未来の自分の髪のこと考えてますか？：2016年9月15日｜モンスーンヘアー(Monsoon hair)のブログ

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投稿日：2016-09-15 12:53:41.0

未来の自分の髪のこと考えてますか？: 今このブログを見てくださっている方が、白髪が気にならない方なら、大丈夫です（笑）
まだ必要じゃない内容です。
巷に溢れかえっている、白髪染めカラー。
泡だったり、ハケで塗るタイプ、シャンプーの時に使うタイプ…

手軽に使えて、値段も安い。
何より美容院に行かなくても、白髪が気にならなくなるのがいい。

そうやって何年も何年も自分で白髪染めをしている方の髪の毛。
頭頂部、薄くなってませんか？傷んでパサパサじゃないですか？

自分でカラーをしている方は、皆さんおっしゃいます。
「前だけやねん。」
「上だけやねん。」

じゃあ、その、前だけ、上だけ、どれくらいの頻度で染めてますか？
「1ヶ月に一回」「2、3週間に一回」

完璧に、生えてきたところ（まだ白髪染めされてないところ）だけ、塗れてますか？
そもそも泡タイプとか、毛先まで染めることを前提にしたお薬もありますよね。

たまに、髪の毛先までカラーをかけた方が髪にいい！と思っている方もいるのですが、
はっきり言います。カラーを何回もするのは、それが黒だろうと、髪の毛に悪いです。

なぜ悪いのか？

そもそもカラーは正式名称でいうと、アルカリ性酸化染毛剤といいます。
アルカリ剤と染料、過酸化水素から出来ています。
アルカリ剤で髪のキューティクルを開いて、メラニンを脱色し、色素を酸化重合させます。

脱色＝ブリーチですよ！

頭皮と髪にとって、良いpHは弱酸性です。
カラーをすると、pHはアルカリ性に傾きます。
これはシャンプーしても戻りません。

じゃあどうなっているのか？
しばらくずっとアルカリ性なままなのです。（1週間とか…）

美容院でカラーをすると、美容師が新生部だけ染めることが出来ます。
リタッチです。
リタッチだから、カラーのダメージはその部分一回だけです。
どうしても毛先にまで色味を入れたい場合は、その髪にとって最弱のお薬をチョイスします。
新生部に塗った薬を、毛先にまで使うことは、めつたにないです。

カラーの後に、バッファー剤を使って、アルカリを除去して、髪を等電帯（pH4.5～5.5）に整えます。
カラーの後のヘッドスパも、頭皮に残った要らないものをOff してくれるので、オススメです。