OIL（オイル）は使うべき？：2018年10月17日｜クラス(Class)のブログ

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投稿日：2018-10-17 14:57:16.0

OIL（オイル）は使うべき？: オイルそのものや、オイル配合のトリートメント等。

オイルって、髪によさげな感じがしますよね
ですが、オイルを使うと髪の毛はどうなるのでしょう？
●　オイルと水分は、「水と油」・・・
水と油は混ざり合うことができません。　かき混ぜてもしっかり分離します。
水分とオイルは相反するものです。オイルを塗れば塗るだけ乾燥をしてしまいます。

髪の毛にオイルを塗ると、髪に付着したオイルは、少しづつ髪の中へ染み込んでいきます。
ようは、油にまみれた髪の毛に。

オイルと水は互いに反発し合い（混ざり合いません）ますから、髪の毛は自然と「撥水性」の髪になるということです。つまり、水分をはじいてしまうということです。
オイルが付いた髪の毛に取り付くのは、親油性のシリコンなどでしょう。

シリコンは、髪の毛に「皮膜」を髪の表面に作りますから、その髪の毛に親油性の「シリコン」を塗れば、最強の皮膜毛となってしまいます。（これは最悪の組み合わせなんです！）

中はオイル、外側はシリコンによる皮膜。配合されたシャンプーやトリートメントを併用すれば、そんな髪になってしまうんじゃないでしょうか？

当然、水分の補給は、体内側からしか期待できませんから、微々たるもの。
自ずとオイルが付いた髪の毛は、ますます乾燥が進んでしまう事になります。

●　髪に本当に必要なのは、「オイル（油分）」ではなく「水分」
　　化粧品屋さんへ行くと、美容部員さんたちはすぐに、お肌の「水分量」を測ろうとします。
　　お肌にもいえますが、必要なのはやはり「水分」ですね。
　　水分が蓄えられれば、髪に「ハリ」や「コシ」、「ツヤ」そしてしなやかさも生まれて来ます。

●　オイルが取り付いた髪の毛の「オイル」は簡単には取れません！
　　超、脱脂力の強いシャンプーで洗っても、そう簡単には落ちません。
　　また、オイルが浸透した髪の毛に熱を与えると、「酸化脂質」となり
　　髪の毛は固く変質してしまいます。
　　髪の毛の色や、カラーの色も悪くなります。
　　撥水コートをしたかのような水をはじき、乾燥毛となってしまいます。

　　もし、お気に入りのオイルをどーしても塗りたいんだ！とおっしゃる方は、たっぷりと水分を補給し、軽く毛先のみ塗るのがベストではないかと思います。
　　オイルの使用には注意が必要です！