黒染めをした髪とは。。。：2015年2月26日｜ドロシー(dorothy)のブログ

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投稿日：2015-02-26 17:21:05.0

黒染めをした髪とは。。。: 今日は真面目に、髪の話をしたいと思います。

ほとんどの人がやったことがある黒染めについてです。

もともと明るい髪を黒染めすると、パッと見髪が黒く戻ったように見えますよね。

でも実はこの状態は、『髪を明るくした傷』はそのまま残っていて、髪は明るいままなのです。

普通のカラーは、例えるなら水性のペンで明るい髪に色を乗せているようなものなので、シャンプーをしていくとどんどん落ちていきます。

ただ一般的に黒染めと呼ばれるカラーは、例えるなら油性マジックで塗りつぶすようなものなので、シャンプーをしてもなかなか落ちてきませんし、上から普通のカラーでいくら頑張っても取れてくれません。
(黒染めではなくても、５レベル以下の暗いカラーはほぼ必ず残留します)

その場合【過硫酸塩】という成分が入っている薬剤・・・一般的にはパウダーブリーチ等を使い、一度黒染めの染料を可能な限りとってあげることが必要です。

カラー剤でほんの少しだけでも明るくする美容師もいますが、やめたほうがいいです。

アルカリカラーではまず黒染めは落ちませんし、落ちているのではなくアンダーレベル(黒染めの下にある自分の髪の明るさ)を無理やり上げまくってうっすら明るくしているだけなので、明るさの計算もしにくいし、無駄にダメージは出るし、レベルの低いカラーですのでやめましょう。

ブリーチや脱染剤を使うと、どちらも過硫酸塩を含んでいますので、黒染めの髪を明るくできます。

ブリーチと脱染の何が違うのかというと。。。

ブリーチは、黒染めもろとも自分の髪の色も明るくします。なので、透明感のあるカラーにしたければブリーチが必須です。

ティントコントローラー(脱染)は、黒染めの染料のみを落とし、髪を裸の状態に近い状態まで戻し、通常のカラーをしやすくするものです。黒染め前の髪に近い状態ま戻すので、人それぞれ出てくる明るさは違います。　比較的ダメージも少ないので、ほんのり明るくしたい方に向いています。

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