【実は逆効果??】髪を傷めるトリートメント 2つの働き：2025年6月28日｜ザシザーハンズナガノ(THE SCISSORS HANDS NAGANO)のブログ

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ビューティー

投稿日：2025-06-28 21:07:34.0

【実は逆効果??】髪を傷めるトリートメント 2つの働き: 「トリートメント神話」

「髪が傷んでるから、トリートメントで補修しなきゃ」
「サロンでケアすればツヤツヤになるはず」
そう思っている方も多いかもしれません。

でも実はその考え方、逆に髪を傷めてしまう可能性もあるんです。

私自身、美容師を始めたばかりの頃は、
トリートメントこそが髪を元に戻す魔法のケアだと信じていました。

しかし、毎日お客様の髪に触れているうちに違和感を覚えるように。
「なぜ、しっかりケアしているのに髪がどんどんパサつくのか？」
そんな疑問から、本当に髪に良いケアとは何かを考えるようになりました。

そして、あることに気づきます。

「トリートメントをしても、傷んだ髪は元に戻らない」
それどころか、トリートメントをすればするほど状態が悪化していく人もいる…。

この現場での経験から、

「トリートメントが髪を傷めているかもしれない」

という疑問が生まれました。

ここで一度、髪のダメージについて整理してみましょう。

ダメージには主に2つの状態があります。

１、内部のタンパク質（ケラチン）が流れ出してしまい、髪の中に空洞ができる
２、表面のキューティクルが剥がれたり裂けたりして、手触りが悪くなる

例えるなら、中の具が抜けて海苔が破れた「巻き寿司」。
そんな状態が、まさにダメージヘアです。

このような傷みに対して、一般的なトリートメントは以下の2つの働きをします。

【内部補修】：髪に似たケラチン系のタンパク質類似成分などを浸透させて、
ダメージホールを“埋めたように見せる”

【表面保護】：シリコンや油分で髪の表面をコーティングし、ツヤと手触りを一時的に改善する

たしかにこれで見た目は良くなりツヤも出て、指通りもスルンとしますよね。　

でもここに落とし穴が。。。

トリートメントで一時的にツヤや手触りが良くなったとしても、
「髪が本当に元に戻った」とは感じませんよね？

それもそのはず。

実は、髪の傷みはそもそも“修復できない”性質のものだから。

次回のブログでは、
“トリートメントで修復できない本当の理由”について、
わかりやすくお伝えしていきます。

「高級なケア用品を使ってるのに」
「いつもサロンでトリートメントしてるのに、」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ読んでいただきたい内容です。

どうぞお楽しみに！