シャンプー成分表記の解説(その３)：2019年8月22日｜美容室ロハンのブログ

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投稿日：2019-08-22 11:46:55.0

シャンプー成分表記の解説(その３): その1、その2では洗浄成分について解説していきましたが
今回は添加物についてです
添加物は
●油分(グリセリン・シリコン（ジメチコン・シクロメチコンなど))
●タンパク質(シルクプロテイン・コムギタンパクなど)
●防腐剤(パラペン・ヒノキシオールなど)
●香料/着色料など

大まかにこの４つの分類で構成されます

これらが入ってないものが無添加シャンプー
添加物が天然成分で構成されているものがオーガニックシャンプー
シリコンが添加されていないものがノンシリコンシャンプー
パラペンが添加されていないものがパラペンフリーシャンプー
などと呼ばれています

じゃあ、市販のシャンプーで何かオススメない？
とゆう質問をよくお受けするのですが
頭皮や髪の毛によって合う合わない様々です

その1で記述した通り、市販シャンプーはラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naの洗浄力の強いものが多いです

ただ、この強い洗浄成分のシャンプーにシリコンをたっぷり添加するとしっとりシャンプーになるので、〇〇硫酸Na +シリコンとゆう組み合わせが広く流通しております。
シリコンも微量なら良いのですが、強い洗浄力による脱脂を補うために多量のシリコンが添加され毛穴にまでシリコンが入り込み肌トラブルが多発しました

そういったトラブルから今はノンシリコンシャンプーも多く見受けられますが、洗浄成分の強い〇〇硫酸Na系のノンシリコンシャンプーで洗うと髪肌共にガサガサになるのでノンシリコンシャンプーを選ぶ際は洗浄成分をよく確認してみてください
どうしても硫酸系シャンプーしかないときはラウリル硫酸Naよりラウレス硫酸Naが少しだけ肌浸透が軽いのでそちらを選ぶようにしましょう。

肌トラブルを避けるなら、ベビー用やアトピー用が市販で買えるものとしてはオススメです。
ダメージ毛の方はできればサロンシャンプーで洗浄力の弱いアミノ酸・PPT・ベタイン系の弱酸性シャンプーでタンパク質がたっぷり入ってるものを選ぶと良いでしょう。

次はトリートメント、コンデショナーについて解説していきます。