抜け毛や薄毛と現代の生活習慣の関係　Part2：2016年12月4日｜ヴィルトゥーサ (Virtousa)のブログ

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投稿日：2016-12-04 14:17:50.0

抜け毛や薄毛と現代の生活習慣の関係　Part2: 前回の続きです(^_-)-☆
近年多く見られる脱毛には3つあると言いましたがまず
１　円形脱毛
とは皆さんがよく耳にする十円ハゲの事ですが現代では老若男女問わず増加傾向にあり、これはストレスが大きく関係しています。ここでのストレスとは遅い時間の就寝、食事をしっかり摂らない。身内や友人と会話がないなどがあげられます。
●これは自然に逆らったストレスの多い不規則な生活をしていると体内の神経が途切れて血流がわるくなり毛根部に栄養がいかずその神経の影響で毛髪が円形で抜けてしまうからです。ひどい場合は全頭・眉毛・まつ毛などの広範囲にわたって抜けてしまう事もあります。

２　男性型脱毛
遺伝的に男性ホルモンの分泌が多い人ほど皮脂腺が刺激されます。生産されすぎた皮脂は毛孔を埋め尽くして新生毛髪の発育を阻害します。また男性ホルモンが毛母細胞を抑制する結果、発育・育毛を妨害されて毛髪が早く抜けてしまいます。タイプとしては頭頂部に薄毛が進行するO型タイプと額の薄毛が進行するM型や全頭型があります。
●最近よく聞く薄毛や脱毛症の治療に処方される「フィナステリド＝男性ホルモン阻害剤」を服用する事で７割以上の方に効果がでています。問題は「効果があるが満足していない、将来が不安」という方が5割ほどに上る事です。なおドイツで開発された新薬であるデュタステリドは従来の1.6倍の効果があるといわれています。

３　びまん型脱毛
最近のヘアウィッグのコマーシャルでもよく見かける様に女性の脱毛は年々増加傾向にあり若い女性の間にも多く見られます。これは「びまん型脱毛」と言って毛髪が全体的に薄くなるタイプです。
●人は男女問わず男性ホルモンや女性ホルモンの両方を体内に持ち合わせています。女性は特に閉経後から女性ホルモンの分泌が減少します。その反面、男性ホルモンは減少する事はなく毛根の成長を抑制して毛髪が全体的に薄くなるのです。つまり女性ホルモンは毛髪をフサフサにするホルモンと言えます。

今回は脱毛のタイプを説明しましたが次回はその脱毛における対策と治療を説明したいと思います。