３年間一度も髪を切らないとさすがに体には悪い？：2020年4月30日｜ヘアアンドメイクココネ(Hair&make cocone.)のブログ

Hair&make cocone.【ヘアアンドメイクココネ】

ヘアアンドメイク　ココネ

大阪府高槻市城北町１－14－18城北ビル201
JR高槻駅・阪急高槻市駅　どちらからも徒歩７分

ヘアアンドメイクココネ(Hair&make cocone.)のブログ

ビューティー

投稿日：2020-04-30 16:01:39.0

３年間一度も髪を切らないとさすがに体には悪い？: 先日、ヘアドネーションに髪を寄付しに来てくださったお客様からこんな質問をいただきました。

「この三年間一度も美容室に行かずに髪を切っていないのですが、健康面や精神衛生上でなにか問題があったりはしませんか？」

一般的な感覚からすると三年間一度も美容室にも行かずに
一回も髪を切らなかったというのは信じられないことかもしれませんが、
当店はヘアドネーションという特別な活動に参加している美容室ということもあって

「二年間、三年間、一度も髪を切っていない」

と聞いてもそんなに驚くようなことでもないのです。

事実、ヘアドネーションのリピーター様には３１cm以上の髪を寄付しては寄付できるくらいの長さに伸びるまで
一度も美容室に行かずに髪もまったく切らなかったという方は多いのです。

シャンプーをしたり頭皮を健やかな状態に保っていれば
二年～三年のあいだに一度も髪を切らなくても
健康面や衛生面で悪影響がでることはありません。

髪の毛の大きな役割は「美容作用」と「保護作用」のふたつです。

美容作用は髪型や髪色、髪質など個性や印象の違いをあらわす役割のこと。

ふたつめの保護作用には「触覚作用」「排泄作用」「保護作用」の三つの項目があって、
触覚作用は毛がセンサーのように働くことを言います。
すべての毛の根本付近が神経で取り囲まれているからこのような役割を果たします。

排泄作用とは人間にとって有害である金属を体外へ排泄する作用のことを言います。
毛の成長過程で金属を取り込むことができて体外へ排泄することができるのです。

保護作用は外部の物理的な刺激から守ることを言います。
眉毛は汗が目に入ることを防ぐし、まつ毛は日光による充血から目を守ります。
毛髪は人間にとって特に重要な頭を守ります。

ですので、

美容作用として髪型が落ち込むくらい気に入っていなかったり、
周りの方から「髪を切ったらどう？」と言われたり、
保護作用の観点から髪がどこかに引っかかるくらい長かったり、

日常生活に支障が出て困るということがなければ
二年でも三年でも髪を切らなくても人体に悪影響はありません。

髪のお手入れは怠って良くても頭皮のお手入れを怠るのは人体に悪影響を及ぼすので
（皮膚に神経が通っているからです）できるかぎり体にやさしいもので洗い、
健やかな状態を保つことだけは行ってください。