美容師が作業をめんどくさがるから髪が痛んでいく：2018年8月10日｜浜北ヘアクリニックのブログ

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投稿日：2018-08-10 10:42:55.0

美容師が作業をめんどくさがるから髪が痛んでいく: ・白髪染めは、あなたにとってとても大切

・放っておけば仕事もプライベートにも支障が出てしまう

・その気持ちとは裏腹に、頭皮と髪の傷みが非常に心配

・美容院で染めれば痛まないって言うけど、しっかりごわつくし、パサつく

・髪が細くて痛々しいのに、これ以上繰り返していいのか分からない

・これらをひっくるめて、非常にストレスである

(少し前までちりちりポロポロだった毛です↓)

そうなんです、これほど悩ましいのが白髪染め

施術側が、流れ作業のように軽く捉えてはいけません。

カラー剤については先日も少し話で触れましたが、
薬剤の調合は、我が業界が思っているよりも、繊細です。

その髪の太さ、細さ、傷み具合、傷みの履歴、傷み方の特徴、
それらを加味して、繊細に薬剤の強さ・パーセンテージを細かく変える必要があります。

ただこれが、施術側が非常に面倒臭いし、方法がよく分からない。

よって、ほぼみんな同じ調合になりがち。

その施術側の気持ちも分からなくないんですが、
これがあなたの髪の毛が、
年々白髪染めによってむしばまれる原因の大部分です。

なかなか語られない事実ですがそれくらい軽視されます。

30日で白髪染めをされる方にとっては、
いかほど薬剤が『頭皮と髪に無害に近いか』は、決っして軽視出来ない問題で、
これほどお客様と施術側の気持ちはすれ違っています。

まぁとりあえず
最後にトリートメントつけておけば、
その日の仕上がりはヌルヌルツルツルして誤魔化せるので、施術者側はOKです。
綺麗になりましたねって、帰って頂ければＯＫ。

その施術側の面倒臭がったツケに対しての最後のトリートメント、お客様がお金を払っているんですけどね、変な話です。

美容師の仕事は、少し真面目すぎるくらいがいいんです。
それくらい誠実にやらないと、
お客様の気持ちも分からなくなってしまいます。

サロンに来てもらって当たり前、
薬局で買えば、つよめのカラー剤が1000円以下で買えるのに
わざわざサロンでカラーされるのですから、

薬剤の調合は、1グラムの間違いもないように、
シビアにおこなっていくといいですね。

だって、それが年に12回ですから、
それはそれは、差が出ます。

大人の髪は、真面目に見ていかないと、あぶないと思ってます