どうしようもない美容師たちの餌食になる前に：2024年9月17日｜浜北ヘアクリニックのブログ

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投稿日：2024-09-17 12:53:07.0

どうしようもない美容師たちの餌食になる前に: 私は中学生の頃、ふと行った床屋でとんでもない失敗をされたことがあります。

土曜の忙しそうな昼間、子供だからと適当に流されたのだな、と今はそう思っています。

翌日からは学校に行くのが嫌で最悪な気分を数ヶ月引きずりました。

ーーー

そのあとしばらくして当時佐鳴台にあったお洒落な美容室へ
緊張しながら母親に連れられて行ったのを覚えています。
（15歳にしては高級すぎて感動的な出来事でした）

20人ほどスタッフのいるそこのお店の店長は、
すらっと高身長で足が長く、ジョニーデップのようなクールさ、
ギャルソンのハートマークの可愛いTシャツ、綺麗なシルエットのデニムに、鮮やかな手つきで私のヘアスタイルを手がけ、
まるで魔法にでもかかったような気分にしてくれました。

無口で時折口を開くと優しくて感じのいい美容師さん。
田舎者の少年は一瞬で引き込まれていきました。

次の日から学校に早く行きたくて仕方ない、そんな気持ちにまでしてくれました。（夏休み中でしたけど）

私はこの時、必ず美容師になると心に決め、一年半後の16歳で
美容学校へ入学、タウンワークをめくり就職までしました。

さて、私の元へ見えられる新規の顧客様はみな、
とても悲しい思いをしてその門を潜られます。

髪を傷めるシーンは主に二つ。

自分のせいor美容師のせい　です。

前者はここでどうこう言うのはやめておきますが、後者のパターンはつまり私の幼い頃の経験とは真逆の出来事というわけです。

無知な美容師による失敗で、とてつもない人生になるのです。

その髪型で過ごす期間に行った場所、会った人、計画していた旅行、全てが最悪になるのです。

多くの美容師は、まさか大学、大学院、博士課程までを終え、
毛髪科学の天才になってから美容の専門学校などに行っていません。

科学のド素人が【衛生の勉強】を軸とした専門学校を卒業し、
そのあと技術の勉強をした。というのが大半です。

なんとなくディーラーから仕入れたシャン、トリ、オイルで一般の消費者を食い物にしているわけです。

たまたま髪の毛が強い人はその茶番で一生を終えていける。

しかし年齢を重ね3.40代をすぎる頃には
「あれ？」という変化が顕著に現れるのが髪の毛です。

私はそのような経緯で傷んだ髪の毛の再構築を専門に扱っている美容師の1人です。