ピリピリと痛い！｜カラーにおける刺激の原因と対策：2020年3月8日｜らふるのブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2020-03-08 16:43:10.0

ピリピリと痛い！｜カラーにおける刺激の原因と対策: 【ピリピリした刺激を伴ったあとすぐに起こる皮膚炎】

カラー塗布または放置時にピリピリ痛みを感じたりヒリヒリと熱く感じたり。経験したことがある方も多いかと思います。この場合カラー剤そのものの刺激による「接触性の皮膚炎」。「カラーがしみる」と表現されるものです。

これはヘアカラーの中に含まれる“過酸化水素”が主な原因。アルカリ剤と過酸化水素が反応したことと、phの変動による刺激等がピリピリした痛みを引き起こします。
頭皮に傷がある場合や日焼け、寝不足やストレスが原因で頭皮が荒れている場合も起こることがあります。

［対策］
・ゼロ塗布を行い、地肌につかないようにカラーする。
・刺激の少ないカラー剤を選ぶ
・保護剤を塗布して頭皮を守る
・カラーを行う前日や直前にシャンプーをしない
・生活習慣を整え、疲れを溜めない
お肌が敏感であること等を担当の美容師さんに伝え、上記の対策を取ってもらうことが必要です。

【２～３日経ったのちに痒みを伴いながら起こる皮膚炎】

カラー時には特に異常がなく、痛みも感じなかった。しかし数日後に痒みや腫れ等の異常が見られた場合、「ジアミン染料によるアレルギー性皮膚炎」の可能性が。

カラーを直ちに中止し、医師の診断を受けましょう。

カラー剤に触れた部分やその周囲に、かゆみや痛み、赤み、腫れといった症状が現れます。これはカラーに含まれる“ジアミン染料”によってアレルギー反応が起き、皮膚炎を引き起こしているため。
遅延型ですので一般的にカラーの２～３日後に症状が発症します。我慢して無理に続けてしまうと呼吸困難や意識不明など、重篤な症状を引き起こすことがあるため絶対にやめましょう。

［対策］
・カラーをやめる
・ノンジアミンカラー等で代用する

一度ジアミンアレルギーの反応が起きてしまうと対策もできず、ジアミン入りのカラーリングをやめていくしかありません。発症させないためには、原因であるジアミン（特にパラフェニレンジアミン）に触れないことが大切です。

とはいえアレルギーの発症を恐れ、カラーをやめてしまうのは寂しいもの。白髪が気になる方もいらっしゃると思います。
ノンジアミンカラー、ヘアマニキュア、ヘナのご用意もございますので、頭皮の状態やこれまでのカラー履歴、症状等を元にしっかりとカウンセリングをしてカラーリングの種類を決めていきましょう。