「酸性縮毛矯正とアルカリ性縮毛矯正の比較。」：2018年5月28日｜ロッティーヘアーコム(lotti hair com)のブログ

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投稿日：2018-05-28 00:17:21.0

「酸性縮毛矯正とアルカリ性縮毛矯正の比較。」: 酸性縮毛矯正、アルカリ性縮毛矯正の比較とメリットデメリットのお話です。ご参考にしていただければ幸です。

酸性縮毛矯正のメリットはカラーやある種のパーマなどで損傷している毛髪に有効です。伸びた分の毛髪に塗布する分には多少繰り返しても損傷は少なく、ツヤ感は出ます。失敗が少ないため比較的初心者でも使えます。

デメリットは仕上がりがハリがあるかのようですが、硬く柔軟性にかけます。同じ部位に繰り返し施術を行うとアルカリ性縮毛矯正の損傷よりも取り扱いに難をしめします。あと独特なにおいがあり、ポリエステルなどの繊維、衣服、枕、タオルなどににおいがうつり、濡れた時だけに不快なにおいがします。ただし、乾くとにおいは消えます。デジタルパーマ等との併用は回数に限界があります。

アルカリ性縮毛矯正のメリットは毛髪に合わせた薬品を選ぶことが条件ですが、柔らかさや乾きやすさを出すことができます。酸性縮毛矯正には引けをとるかも知れませんがツヤ感もあります。

デメリットは、使用者が誤った薬品を使用した場合、毛髪を激しく傷つけたり、切れるほど柔らかくなりすぎたりします。さらには損傷により、乾燥時に膨らんでしまいます。初心者や知識のないものが使用すると取り返しがつかないことになります。

私はこの双方のメリットデメリットを考慮し、長所を活かす矯正剤を使用しております。

そして、もっとも恐ろしいのがスピエラ・ラクトンチオールという酸性縮毛矯正です。今回は手の画像をのせましたが、私も一時期酸性縮毛矯正もとりくんでおりましたが

左手の人差し指、右手の小指が酸性縮毛矯正剤を使用してから酷く痛み、関節が曲がってきたのです。今は使用をやめた為痛みは軽減しましたが、曲がった指は戻りません。リウマチでもなかったので間違いなく酸性縮毛矯正剤によるものです。前務めていたサロンのスタッフも激しい痛みと腫れにみまわれました。

これでお気づきかと思われますが、非常に危険性が高いものと思われます。お客様の毛髪、美容師さんの大切な手を思い、あえて報告させていただきました。

矯正剤の危険性をあえて取り扱い業者や会社は告げません。今回の文言で心当たりのある方は極力避けられることをおすすめいたします。