ヘアーメイクサロンアカイシ(hairmake salon AKAISHI)のスタイリスト / 村上 和尚

この店に行く理由。いろいろあるけど、顔そりの時間を待ち望んでいるからというのが実は大きい。もちろん、髪を切ってもらうことも、この静かで落ち着いた空間に身を置くことも好きなのだが、クライマックスは、間違いなくあの時間。

椅子に身を沈め、その時を待つ。まず熱い蒸しタオルが顔全体を柔らかく、しかし確かな重みで包み込む。日々の喧騒や目の疲れが、その温もりの中にじんわりと溶けていく。視界が閉ざされ、聞こえるのは遠くの鋏の音と、自分の呼吸だけ。

カミソリを持った熟練の腕は、正確無比にカミソリを滑らせていく。痛みや、肌への負担など微塵も感じない。寄せては返す波のような、穏やかで心地よいリズムだけがある。

日々の雑念も、知らずに溜め込んだ体の強張りも、カミソリがもたらす静かな魔法にかかって、どこか遠くへ消え去っていくみたい。

この静かな、月に一度の時間があるから、また、毎日がんばれる。カミソリ一枚に込められた職人の技と、静かな心意気に、いつも深く感謝している。ありがとうございます。

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今回は相談の上で、どうするか？決めさせていただきました。
お出かけ前のセットアップが楽になる事を望んだスタイルにさせていただきました。
ありがとうございました。

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通っている理由を、聞かれたら、ちょっと困る。だって、「髪を切るため」と答えるには、あまりにも勿体ないくらいの何かがあるお店だからだ。当然、基本は髪を切ってもらって、鏡を見て、「おお、イメージ通り」と呟く自分がいる。毎回、そうなる。

しかし、正直言うと、カットのすばらしさだけではない。AKAISHIさんのヘッドスパが、ちょっと異常なくらいすばらしい。異常なまでに気持ちいいって意味合い。

現代社会は、私も含め大抵の人が何かしらのストレスを抱えてる。肩が凝ったり、頭が重かったり。でも、ヘッドスパをお願いすると、ストレスもぶっ飛ぶ。ハードな揉み心地が、頭のてっぺんから全身にじわっと広がって、気づいたら「極楽ってこういうことか」とか思ってる自分がいる。凝り固まった部分を丁寧にほぐしてくれるから、リラクゼーション効果も抜群で、終わった後には「ありがとう」と心の中で呟いてる自分がいる。

で、そうこうしてるうちに、「また来ようかな」って気持ちが湧いてくるんだから不思議。ただの床屋さんじゃない。髪を切るついでにヘッドスパ、試してみてください。マジで。いつもありがとうございます。またよろしくです。

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