サロンカラーとホームカラー：2021年2月25日｜ピュアプレイスラボ(PURE PLACE LABO)のブログ

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ビューティー

投稿日：2021-02-25 12:58:33.0

サロンカラーとホームカラー: こんにちは。

ホームカラーは痛むというけれどなぜなのか、本当なのか、そんなところを。

まずアルカリカラー(1剤2剤を混合するタイプ)の仕組みについて。
ホームカラーをされたことがある方はご存知かもしれませんが、一般的なヘアカラーであるアルカリカラーは1剤と2剤を混合して使用します。
1剤にはアルカリ剤、染料が含まれおり
2剤には過酸化水素水がそれぞれ有効成分として使われています。

まずアルカリ剤が髪を膨潤させ一番外側であるキューティクルを開きます。
開いたところで髪内部にアルカリ剤、過酸化水素(以下過水)、酸化染料が入ります。
アルカリと過水が反応し酸素が発生→メラニン色素を分解→酸素と酸化染料が反応し(酸化重合)発色します。このとき発色した染料は分子量が大きいため髪の中に閉じ込められます。

ここで髪のダメージの要因となるのがアルカリ剤と過水です。どちらも有効成分ですね。
まずアルカリ剤ですが種類があり、髪を膨潤させる強さ、髪に残留しやすいか、揮発しやすいか、などの違いがあります。そしてアルカリ性が強ければ強いほど髪の毛を膨潤させる力が強くなります。
サロンカラーは1～14レベルあり、数字が大きいほど明るくする力、アルカリのパワーが大きくなります。

そして過酸化水素です。こちらはメラニン色素を分解したり発色する役割があります。
サロンカラーでは1.5～6％の濃度をお客様によってコントロールします。
濃度が高いほど発色もスピードが速く、メラニン色素を分解する量も多くなるのでこれにより髪の中に空洞ができ、ダメージとなります。ここは美容師がコントロールできるところなので一人ひとり髪質やダメージ度合によって調合し最適な濃度の薬剤を使います。

薬事法でカラーに使える過水の濃度は６％までと決まっているのでホームカラーでも暴力的なパワー持っていることはないのですが、使用する髪に対して必要以上のパワーを持っていた場合ダメージの要因となります。

……もう少し書きたいのですが字数が入りきらないので、またその2で続きを書きたいと思います。
難しいお話読んでいただきありがとうございました。