クー(kuu)のブログ
ビューティー
投稿日:2025/10/3
- 【ヘアカラーによる頭皮トラブルについて(3)】
- 【前回からのつづき】
【主な原因成分(ヘアカラー関連)】
アレルギーの代表例は、酸化染毛剤中のパラフェニレンジアミン(PPD)、トルエン-2,5-ジアミン(PTD)、
アミノフェノール類、レゾルシノール、香料や防腐剤(例:イソチアゾリノン系)などです。
黒色系の一時的なヘナタトゥー(いわゆる“ブラックヘナ”にPPDが混入したもの)で先に感作され、初回の毛染めから強い反応が出る例も知られています。
刺激性の代表例は、アンモニアやモノエタノールアミンなどのアルカリ剤、
過酸化水素、ブリーチの過硫酸塩、強い界面活性剤、高pH・低pH環境、長時間放置や擦過などです。
【症状と経過の違い】
アレルギーは、染毛翌日~数日にピークを迎える強い痒み、
紅斑、腫れ、小水疱・滲出を特徴とし、
接触部位から周囲(まぶた、額の生え際、耳介周囲、項部)へ拡大することがあります。
ごくまれに全身蕁麻疹やアナフィラキシーなどの即時型症状を伴うことがあります。
刺激性は、塗布中~直後からのヒリつき・灼熱感・ピリピリ感、限局性の紅斑・乾燥・落屑が中心で、
接触部位に限局しやすく、数日で軽快に向かうことが多いです。
【判断のポイント】
1. 時間経過:
直後に痛み・しみるは刺激性が多く、
翌日以降に悪化・拡大はアレルギーを疑います。
2. 量依存性:
量・濃度・時間に比例すれば刺激性、
微量でも毎回起きるならアレルギーの可能性が高い。
3. 分布:
刺激性は接触部位に限局しやすく、
アレルギーは耳やまぶたなど離れた部位まで波及しやすい。
4. 既往:
過去に同系染料で強い反応があればアレルギーの疑いが高く、
以後は少量でも再燃しやすいです。
【検査と確認】
パッチテストはアレルギーの確認に用いられ、
原因候補成分(PPDやPTDなど)で48~72時間後の反応を判定します。
陰性でも使用環境の違いで反応する場合や、誤陽性・誤陰性があるため、
最終判断は皮膚科医の診断に委ねられ、陰性=安全の保証ではない点に留意します。
また、ブリーチなど一部成分はパッチテスト自体が刺激を招きやすく不適切な場合があります。
【つづく】

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