ファッションカラーとは：2019年6月27日｜美容室アドレット(Adrett)のブログ

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投稿日：2019-06-27 15:22:00.0

ファッションカラーとは: ファッションカラー編です。
前回グレイカラーについて解説いたしましたが、
今回はファッションカラーについて説明します。

ファッションカラーとはオシャレ染めですね。
要は酸化剤よりアルカリ剤の多い薬品です。
グレイカラーは白髪を染めるのを目的としていますのでベースが茶色ですが、
ファッションカラーは黒髪に対し色を求めるためベースに茶色が入っていません。
色味を入れることを目的としたカラーです。

そもそも日本人の髪は、黒や茶色なので
純粋にファッションカラーで染める場合、アルカリ剤によりより明るい髪に、
酸化剤により鮮やかな色味へと変化します。

ブリーチをしない場合、元の髪の黒や茶色の影響で、
どうしても茶色ベースの赤などの髪になるのですが、
アッシュと呼ばれる青味のカラーは基本的に青が茶色に負けてしまうため、
黄色をかき消してくすみのある茶色になります。
茶色とは赤とオレンジと黄色を混ぜた色なので、
赤やオレンジにするのは染まりやすく、青や紫にするのは難しいとされています。
髪の黄色を打ち消す程度の青にしかなりません。

では、どうやって青や紫、ピンク、ましてやシルバーにするのか。
ブリーチです。

最近来店する若い方に多いのですが、明るいきれいな赤紫、暗めの青などの髪色にしたいといわれますが、ブリーチをしたくないといわれます。

ぶっちゃけ、無理です。

さっきも言った通り、髪は黒と茶色、この色は強いのです。
どうしても色味を強く出したい場合、ブリーチをするしかなく、
特に青やシルバーなどは髪に黄色が強く出ると染まりませんので、
必ず複数回ブリーチが必要です。

そしてブリーチをした髪は必ずブリーチをした明るさへと退色します。
明るい色になっても私生活に支障がない方、次回のヘアカラーへ空きのない方に推奨しています。
染めたて濃い色味は3日、若干持つのは1週間、後は薄くなっていく色味を楽しむしかないのです。

そのリスクを毎回ご説明しますが、困り果てる方が多いです。
そのためインナーカラーやグラデーションカラーなど後で隠せるヘアスタイルが人気なのです。

ファッションカラー単品メニューは明るくしたい、茶色に色味を足したい方に可能なスタイルということです。
ブリーチは仕事先に支障のでるかよく考えてご利用ください。

以上、ファッションカラーについてでした。