【量感と質感調整をするときに大切なこと】vol.1：2020年5月7日｜ガリカ(Gallica kinshicho)のブログ

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投稿日：2020-05-07 12:27:30.0

【量感と質感調整をするときに大切なこと】vol.1: 今回は「量感と質感の調整」についてさらに細かい部分を説明させていただきたいと思います。

写真は先日一緒に撮影をしたモデルのレイナちゃんです。

彼女の髪は柔らかく、ペタンとしやすい髪質ですが、適切な量感と質感の調整を頭の丸みに合わせて行えば、ワンカール巻いて指を通しただけでこのように柔らかく、ふんわりしたスタイルになります。
（このスタイルのスタイリング時間は1分。そのくらいの時間で作れるように切っています。）

髪の毛が多くて横のボリュームが出てしまい悩んでいる方。

または、レイヤーを入れたりしてもトップのボリュームが出なくて悩んでいる方。

結論から言うと、この２つの悩みは適切な量感と質感の調整で解決できる可能性が高いです。

今回の解決のポイントは

「根元～毛先までの均一な質感の作成」です。

軽さが欲しい人には均一な軽さを、重さを保ちたい人には均一な重さを作成します。

ムラのある軽さはまとまりがありません。また、ムラのある重さは柔らかい質感になりません。

「骨格に合わせた均一な量感と質感」こそがあなたの骨格をさらに綺麗に見せます。

【髪の毛が太くて硬い。広がってしまう方のヘアスタイル特徴】

☆ 「軽くすると広がってしまう可能性があるから減らさないほうが良い」と言われ、全く量の調整を行っていない

☆ 根元の重さに対して、毛先が薄い（根元は新しい髪の毛が常に生えてくるので重くなりやすい。毛先が薄いと根元～中間のボリュームが際立って正面から見たときに広がって見えやすくなります）

☆ レイヤーカットをされている方で頭の上の方のバランスが重い質感で切られている
（レイヤーを入れているけれどふわっとできない方の多くがこのパターンです。レイヤーが機能できておらず、トップが潰れてしまい、丸い形に寄ってしまいます。結果、広がって見えてしまうケースが多いです。）

【髪の毛が細くて柔らかく、トップがペタンとしやすい方のヘアスタイル特徴】

☆ 自分は髪が少ないからといって軽さの調節を一切していない
（頭の丸みの強い部分に必ず重さのムラが出来ます。それが原因で質感の纏まりが低下し、ぺたんとなってしまう方が非常に多いです）

次回へ続きます。