髪を傷ませないために仕事道具へのこだわり：2019年8月15日｜ヘアサロンイリー西那須野(iLii)のブログ

hair salon iLii 西那須野【ヘアサロンイリー】

ヘアサロン　イリー　ニシナスノ

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ヘアサロンイリー西那須野(iLii)のブログ

こだわりの仕事道具

投稿日：2019-08-15 14:30:14.0

髪を傷ませないために仕事道具へのこだわり: こんにちは！栃木県那須塩原市の美容室hairsalon iLii 西那須野で美容師をしている岡田です。

美容師になって15年が経ちますが、髪型を作るうえでもいろんなカットを試して、様々な種類の道具にもこだわってきました。

特にお客様をカットするうえで大事なのが「シザー」と呼ばれる「ハサミ」たちです。

これは、手の形や大きさ、やりたいカットの仕方によって、人それぞれでたどり着くシザーが変わります。

そして、ハサミの材質、刃のカーブ具合、持ち手の握り具合、などなど、美容師によって変わりますが

まず、髪を切るためのシザー。手前の2丁です。

一見同じハサミですが、これは歯の形状や長さや太さが違い、どんなヘアスタイルを切るかによって使い分けています。

柔らかい質感を作るためには繊細なカットが必要不可欠なので、歯の細い方で細かく質感を作って行く専用のハサミと、

毛先のライン感を出すためにブラントカット用のハサミがもう一丁。

これも髪質によってカットでヘアスタイルの質感を変えるために使い分けています。

そして、奥の２丁が軽さを入れるセニングで、削ぎ率が違うタイプが2つ。

20％は髪が普通～軟毛さんで、柔らかい質感に向いているので女性の方のカットには、主に今はオカダはこちらを使います。

35％は髪の量が多い方や、男性の方に使うことがメインで、力強い動きを出したり、しっかり量を取るときに使います。

ここにないものでは、その他に、ショートやボブを切るときに自然になじみやすくなるレザーが刃の違うものが2本。

それと、前髪や顔まわりの柔らかいカーブを作るために歯がカーブしている「Rシザー」というものも。

様々なハサミとレザーの組み合わせで、こだわりの仕事道具でお客様のひとりひとりの髪質やクセ具合、なりたいヘアスタイルに合わせて組み合わせて使っていってます。

本当にこの仕事、特に「　カット　」においては「　オートクチュール　」だなと思っています。

そして、ハサミも使い続けると切れなくなったり、メンテナンスが必要になってくるので、２か月に一度は職人さんに刃を研いでもらい、しっかりとメンテナンスも欠かせません。

お客様の大事な髪を扱うので、しっかりと僕たち美容師もこだわりをもち、いつでも新鮮な美を届けていきたいものです。

それでは。

代表　岡田　彰大