毛髪の空気酸化について：2020年6月19日｜スカイスパ(Skyspa)のブログ

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サロンのNEWS

投稿日：2020-06-19 05:14:43.0

毛髪の空気酸化について: ストレートにしたあとの空気酸化についてです。
空気酸化とは、空気中の酸素により毛髪内のSS結合が進むことです。
髪をストレートにしても、不用意に曲がった状態のまま空気酸化が進み（水分でも水素結合は緩みます）SS結合してしまうことで仕上がりは曲がったままになります。
ましてストレートした髪はコルテックス内に吸水ムラが生じています。吸水ムラによる変形による再結合が起こり得る可能性があります。
シャンプー台で洗い流す際にシャワーに空気が多く含まれる状態で洗うことでSS再結合が生まれてしまいます。したがってコームなどでストレートに整えずに髪が曲がった状態で放置されれば、肩の形で空気酸化による固定が進むわけです。
だから兎に角いち早くシャンプー後はドライしましょう。

また、ケラチンタンパクの場合ドライで110℃～150℃が可逆的なガラス転移温度です。
150℃を超えると不可逆的な変性が始まります。例えば完全ドライしたウールのスカートのシワを伸ばすのは難しいけど、そこで霧吹きで濡らすことでガラス転移温度を下げてシワが伸ばせるようになります。女性はよくもみ上げを耳にかけますが、ドライの状態で耳にかける癖はなかなか伸ばせません。
そこで水分を入れることでガラス転移温度が下がるとスムーズに伸びることができます。
髪に水分がいかに大切かわかりますね。

マゼラントリートメントのビフォーです。

アフターです。
まるで呼吸してるかのような髪に生まれ変わります。
マゼランもガラス転移温度を利用した施術です。
毛髪理論に基づいた最右翼のヘアマゼランです。
ぜひお試しください。

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