細い、少ない、クセっ毛という髪質の方のデザイン：2024年2月6日｜ミマール(mimar)のブログ

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投稿日：2024-02-06 11:21:18.0

細い、少ない、クセっ毛という髪質の方のデザイン: こんにちは、仲尾です。

今回は髪が細くウネリがあり、ホワホワしてまとまりにくいお客様のデザインチェンジをご紹介いたします。

前回は、肩ぐらいの長さから、顎ぐらいの長さに切らせていただき、短い方が扱いやすかったという事でした。今回は、ご自身で写真をお持ちいただき、前下がりのショートにする事にしました。
前下がりにする時の注意点は、サイド、特にもみ上げの長さが、充分あるかどうかを確認します。もし、サイドに長さが無いと、前下がりには出来ません。

こちらのお客様は、ギリギリセーフでしたので、もみ上げの長さを起点に、後ろが徐々に短くなる様に切りました。

また、お客様にお伝えした注意点は、襟足が思っているよりも短くなる、という事をお伝えしました。前下がりは、襟足の一番下の長さが、1センチぐらいまで切る事もあるので、切ってからびっくりする方も多いです。その代わり、くせっ毛の方やハネやすい方は、後ろがとてもまとまりやすくなる事が大きなメリットです。
今回のポイントは、量をあまり軽くせず、重めに仕上げた事です。

後頭部の下の方は毛量を取っていますが、長さがある所はほとんど量を取っていません。

理由は、クセによる膨らみを抑える為です。
ボリュームを抑えるために軽くする場合もありますが、こちらのお客様は、もともと量は多い方ではなく、細い髪質です。そこにクセがあり膨らむのですが、この様な髪質は、重めにしておいた方が、髪の重さで膨らみにくくなります。
軽くすると毛と毛の間に空間ができて動きやすくなり、かえってボリュームが出てしまいます。

難しかったポイントは、スタイリング剤のチョイスです。
今回はバームとオイルを混ぜてスタイリングしていますが、お客様自身でスタイリングする場合、もう少し、こってりしたスタイリング剤の方が良いかも知れません。ムース&オイル&バームというのもアリですし、乾いた状態で着けるか、少し濡れた状態で着けるかによっても仕上がりが大きく変わります。

くせっ毛の方の場合は、どれが1番良い感じになるか、ご自身で色々試してみていただく必要もあるかと思います。

というわけで、今回は、細い、柔らかい、くせっ毛の髪質のお客様をご紹介しました。あまり癖を気にせず、過ごしたい！という方は、髪質改善ストレートもオススメです！