湯シャンの how to ：2022年4月7日｜らふる其の二のブログ

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仕事の出来事

投稿日：2022-04-07 11:06:55.0

湯シャンの how to: ナチュラル志向の方向けにメディアで取り上げられることのある『湯シャン』。

肌が弱い方やアレルギー体質の方など、シャンプーで刺激を感じやすい方への洗髪方法として紹介されています。

効果としては、
“ シャンプー剤を使わない事で頭皮の改善ができること ”です。

しかしこれが簡単に見えてなかなか難しく、
同時にあなたの髪本来の良さを打ち消してしまっていることが多いと感じています。

シャンプー（合成界面活性剤）は良くない、経皮毒だという考えは、連鎖販売をターゲットにしたニセ医学（！）として認定されています。

湯シャンももしかしたらこの考え方から派生したのかもしれません。

この洗髪方法を否定はしませんが、胸を張っておすすめできるとも言えないので、ここではあなたにとって最善の方法を考えていけたらなと思います。

湯シャンのやり方について紹介の中で、

『 38度以下のぬるま湯ですすぐ』
お湯の温度が高いと頭皮を乾燥させてしまうので注意。

と書かれていますが、

“ 皮脂を取り除くのはぬるま湯だけでは不可能 ” です。

「油」と「脂」の違いは、常温で液体か固体かで決まります。

皮脂は字のごとく「脂」なので、常温では「固体」です。

皮脂の融解温度は42度付近なので、シャワーの温度としては高めの温度です。

上記湯シャンの理論だと頭皮の皮脂汚れは落ちないのではないだろうか...？

そこで界面活性剤の力が必要なのです。

それでも湯シャンをするとしたら、

・2日に1回を湯シャンにして、シャンプー剤を使わない日にする
・シャンプー剤を頭皮にベタ付けしないように髪を洗う

などが色々な問題点を踏まえて良いと思います。

たとえばあなたの肌が人よりも荒れやすかったりアトピー持ちだったりした場合に、洗浄力の強いシャンプー剤で毎日洗うと頭皮トラブルが起きてしまうことがあるかもしれません。

市販のお手頃なシャンプーは、どんな人のどんな髪でも汚れを落とせるよう、洗浄力が高く作られています。

お顔と同じで頭皮にも髪にも、“ あなたに合ったシャンプー剤を選んであげること ” が頭皮トラブルの改善と解決につながります。

お気軽に相談してくださいね。