酸性ストレートは傷まずに癖を伸ばせるの？：2023年8月8日｜リーン(Ryne)のブログ

Hair Studio Ryne 【ヘアースタジオリーン】

ヘアースタジオリーン

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仕事の出来事

投稿日：2023-08-08 11:03:30.0

酸性ストレートは傷まずに癖を伸ばせるの？: 感謝してます！リーンの高木です！

台風大丈夫そうでしょうか？雨も強いみたいなので危なくなったら早めの避難を！
当店でもお店は開けますが様子をみてやばそうなら早じまいの予定です。

さて、度々SNS等で話題に上がる酸性ストレート

所謂、スピエラやGMT等と呼ばれるものを使ってやる縮毛矯正です。
ダメージレスやトリートメント感覚ででき癖も綺麗に伸ばせると謳ってるものが多いですか
実態はどうなのか？

はい！普通にダメージします。そして癖も伸びが悪いです！
ダメージレスなんてウソです！癖もアルカリの薬でやった方が圧倒的に伸びます！

何故か？
GMTにしろスピエラにしろ酸性ストレートの1剤は還元力が非常に弱い。
そしてその弱い還元剤を無理やり効かせようとするのに水抜きアイロンをしないと上手く癖が伸びないです。

無理して行う水抜きアイロンでの事故が怖い！

実際、酸性～弱酸性ストレートでビビり毛やハイダメージになっちゃうなどのトラブルの原因で一番多いのが『水抜きアイロン技法』の失敗・ミスによる髪の崩壊ダメージですからね。

※水抜きアイロンのミスとは縮毛矯正のアイロン技法の時に髪に水分が残りすぎた状態で高熱アイロンをして、過還元やケラチン崩壊を起こしてビビり毛等までハイダメージ化してしまう事です。
ヘアダメージの少ないハズの酸性ストレートなのに、いきなりとんでもなく傷んで、取り返しのつかない悲劇のビビり毛になっちゃうパターンが怖すぎでしょ！

なので酸性ストレートって言葉は凄く良いしネットでもダメージしないとか柔らかい質感で～とか凄くいい事ばかりを書かれているので惑わされちゃいますよね...

じゃあ酸性ストレートってどういう時に使うの？
・ダメージがめっちゃ進行しててアルカリの薬じゃ対応出来ない時に使います。

ただし、これも僕としては思うことがあって
そもそもダメージが進行しすぎてる髪の毛に対して酸性といえど薬剤を付ける訳ですからもちろんダメージもするしので余計にダメージが進行するし、取り返しのつかない状況になりかねないし、良くなる未来が見えないので僕はやらないです。

僕が酸性を使う時はほとんど還元が要らなくて表面の艶や手触りを少し矯正したいな！って時に使うことが多く、その他は中性～アルカリ性でお客様の髪の毛状態に合わせて調合して使い分けてます！