カラー施術での大切なポイント（1）：2022年7月18日｜ハチニイニ(822)のブログ

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ハチニイニ(822)のブログ

ビューティー

投稿日：2022-07-18 00:35:25.0

カラー施術での大切なポイント（1）: 今回は私がカラーを施術させて頂くうえで大切にしているポイントをお伝えします。

カラーって究極的に言ってしまうと薬を塗って、メーカー指定の時間を置いて、洗い流せば染まります。

市販のカラーでも説明書にはそんな感じに書いてあるし、当たり前ですね。

でも塗り方とか、流し方で仕上がりも色持ちも全然変わってしまうという事実をご存じでしょうか？

髪の毛ってぱっと見全部同じように見えるのですが、場所によって条件が実は結構違います。

カラーをよくされている方で、美容師さんの仕事を見るのが好きな方は気付いている方もいらっしゃる

かもしれませんが、その日のカラーのオーダーによって塗り方が変わります。

分かりやすい所だとハイトーンカラーをするときは襟足の方から染めるけど、ぐっと色を入れたい白髪染め

等ではてっぺん、顔周りから塗る等の違いがあります。

これは染まりやすい箇所とそうでない箇所があるからという事や、しっかり色を入れたいという目的から

の違いです。

美容師になってカラーを教わると、暗くするときと白髪染めは上から、明るくするお洒落染めは襟足から

と教わるのが基本です。

でもこだわりはじめると、その中でも更にこだわることが出来るんです。

例えば明るくするカラーでいうと、襟は確かに染まりにくいので先に塗るけれど、後ろ半分を一気に

塗ってしまうと上の方は襟足より染まりやすいので違いが出てしまう可能性があります。

耳周りも染まりにくいので襟を塗った後耳周りを処理、おでこの所もポイントで明るくなりにくいので

そこに薬を付けてから残りを塗る・・・等更にクオリティを上げる塗り方ってあるんです。

勿論色や元の髪の状況によって全て変化するので、更に塗り方は変化します。

せっかく染めるなら究極的にキレイにしたいから・・・お客様によって塗り方を変化させています。

※ちなみにヘアブリーチだと先ほど書いた内容が当てはまらない所もあるので更に変化します。

更に塗り方だけではなくて、お客様の髪質によって塗る薬の量も変化するし、そもそも調剤が変化

します。そんな完全オーダーメイドでカラーって成り立っているんです。

市販カラーされる方で希望色にならないなと感じている方はそういった髪の状態に合わせた調整

がどうしても難しいため、ちょっと違うぞと感じてしまうのです。