夏のヘアカラー（1）：2022年7月28日｜ハチニイニ(822)のブログ

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ビューティー

投稿日：2022-07-28 11:00:58.0

夏のヘアカラー（1）: 本格的に気温も上がり辛い日が続いていますね。

そんな夏に視覚的に爽やかさを感じさせることが出来るカラーもあります。

人気のアッシュ、マット系カラー、いわゆる外国人風カラーなんて言われる赤みや黄ばみを取り除いた

カラーです。色の属性で言うと寒色に分類されるこれらのカラーは髪の印象をスッキリさせて涼しげな

印象を与えてくれるため夏の時期取り入れたい色味です。

今回はそんなアッシュ、マット系の色自体に関してのお話です。

極端な表現ですが絵の具の色で表すと、アッシュは青、マットは緑に分類される色味になります。

赤やオレンジ等の色、暖色と反対に位置する寒色です。

その特性上、日本人特有の髪の赤みや黄色みを抑えることが出来て、透き通るような色を表現出来ます。

厳密には髪の毛は千差万別、太さも元の色もダメージもそれぞれ違うので、そんな簡単にはいきません。

その辺の調整のお話はまた別の機会に記事に出来たらと思いますが、今回お話したいのは色本体の

濃度のお話です。

アッシュ、マット、レッド、イエロー、バイオレットetc・・・様々な色のカラー剤がありますが、そのカラー

自体の色味を作るにあたって明度（明るさ）に違いがあります。

上手く明度をキープしながら作られているカラーもありますが、色の性質上アッシュ、つまり青を作る

と明度は暗めになります。ちなみにマット、緑はもう少し明度が高い位置で成り立ちます。

何が言いたいのかと言うと、同じ明るさのカラーをオーダーするとした場合、アッシュとマット、勿論

それ以外の色味を選ぶ場合もですが、

【明るさの印象が違うという事】です。

どう変化してくるかもっと具体的に言うと、ブリーチ無しの髪の毛をダーク系の明るさのアッシュに

染めた場合と、同じ明るさのマットに染めた場合だと、マットで染めた髪の毛の方がやや光を通して

くれるので透き通った様な色の見え方をします。

これが色自体を作る上での明度の差なのですが、これを上手く使ってあげると、落ち着いた明るさ

にしたいけど、透明感が欲しいとか、そういったご希望を叶えることが出来るようになります。

更に他の色も加わってくると、くすみ系カラーにしたいけどツヤ感も欲しいとか、すぐに黄色っぽく

なるのを抑えるとか様々な事がカラーで出来るようになります。