短くカットしても長持ちはしないお話し：2023年9月7日｜ジャム(JAM)のブログ

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投稿日：2023-09-07 16:42:47.0

短くカットしても長持ちはしないお話し: こんにちは。hair cut JAMの常盤です。

季節的に暑くなってくると短くカットしたくなりますよね。汗で髪の毛が鬱陶しくなるので短く切れば自前クールビスになります！(笑)

今回は暑くなってくると多くなるオーダー
【出来るだけ短めにして長持ちする様にしてください】についてのお話しです。

一見その通りですよね。1ヶ月で1センチ伸びるのであれば5cm切れば5ヶ月持つと思います。

しかし実はこの考え方は間違いです。ヘアスタイルは短くなる程サッパリしますが、逆に崩れるのが早くなります。

分かりやすく例えると、ロングの人がヘアカットから3ヶ月経って3cm伸びても伸びすぎた！切らなきゃ！とはなりませんよね。
でも、ショートカットの人が3ヶ月髪を切らなかったら…。凄い事になります(笑)

つまり、ロングの場合は伸びてもヘアスタイルのバランスは崩れませんが、短くカットするとバランスが崩れやすくなってしまいます。

ショートスタイルの場合は、トップにボリュームを出してえり足にクビレをつけるなどのバランスが重要です。
ロングスタイルの場合はハイレイヤー(多めの段カット)でもない限りバランスが悪くなる事はそこまでありません。(ただし毛量が多くなって気になる事はあります)

じゃあ長持ちするスタイルって何？ズバリ言うとやはりロングです(笑)
でもそれじゃショートカットの人は困っちゃいますよね。
なので、少しでも長持ちしやすいショートカットのオーダーとは、

極端に短くするよりも、ゆとりを持たせた長さにする方が崩れにくくなります。

例えば耳周りの部分、刈り上げよりも耳に少しかかってる位の方が長さがあるので毛量を軽く出来ます。すると1ヶ月程度では伸びちゃった感は出にくくなります。(髪質にもよりますが)ただし、サッパリ感は弱くなります。襟足も同じです。※画像のモデルさんが近い雰囲気です

つまり【サッパリしたい】と【伸びた感が出にくい方がいい】と言うのは反比例します。

短く切るのがダメなのではありません。むしろサッパリとカットした方が涼しくなって最初に言ったクールビズになりますよね。
短髪のほうが寝癖がつきにくいと言うメリットもあります(髪質によりますが)

まとめますと、短くしてもヘアスタイルの持ちが長くなる事はありませんが、涼しくなります！というお話しでした。