【髪の毛を梳く】ことについて：2024年7月7日｜ゼロイチイチゴー茗荷谷(0115)のブログ

Hair Salon 0115 茗荷谷

ヘアーサロン　ゼロイチイチゴー　ミョウガダニ

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投稿日：2024-07-07 17:08:12.0

【髪の毛を梳く】ことについて: 毛量の多い方には必須の【髪を梳く】ことについてのお話です！！
日本人のほとんどは髪を梳いてもらったご経験があるかと思います。

【髪を梳く】のは、ドライヤーの時間を短縮できますし、軽いスタイルには必須の技術です。
しかし、一つ間違えると【艶がなくパサパサ】になったり、後々【髪のダメージ、枝毛】の原因ともなる重要な技術です。

○　髪を梳く際の注意点
　
　・梳くという事は【短い毛をつくる】ことになるので、梳けば梳くほど中間から毛先がバラバラになり艶を
　　そこなう可能性があります。　特に表面に短い毛が多くなるとパサパサにみえやすいので注意が
　　必要です。

　・雨の日、梅雨や夏の湿気が多い時期も要注意です。　髪を梳いた短い毛は湿気に反応してうねり
　　パサパサにみえます。　

　・毛量が多い方が髪を梳きすぎると、新しい髪がのびてきた時に根本だけ膨らみ、毛先はスカスカと
　　いったアンバランスな状態になり、頭が大きく見えてしまうことになります。

　・髪をしばった際に外側にくる髪を梳きすぎてしまうと、しばった時に短い毛が出てしまい縛りずらい
　　ですし、まとまりのないアレンジになってしまいやすいです。

　〇　【梳きバサミ】について
　
　櫛歯になった梳きバサミは、美容師としては手軽に毛量調節ができ必須アイテムとなっていますが、
　ひとつ間違えると　【髪を傷める原因】となることがあります。

　櫛歯になった溝に入った髪の毛をまとめて切るので、通常のハサミよりも切り口がいびつになり、梳き　
　バサミを多用しすぎると後々の枝毛となってしまうリスクもあります。
　時間が経てばたつほど切り口の差が出てくるので、きったばかりでは違いがわかりずらいのも難しい　
　ところです。

　とくにロングヘアの方や、綺麗にのばしていきたい方は、梳きバサミの多用はおススメできません。

　反対に、ショートの方や、前髪カットでの細かいニュアンスづくりには、梳きバサミはかかせないもの
　でもあります。とくにショートの根本付近での毛量調節は梳きバサミでしかできません。

　使い方次第で良くも悪くもなる【梳きバサミ】。　必要以上に使いすぎている場合は要注意です。
　

今回はちょっと専門的な内容になってしまいましたが、今後のヘアカットのご参考になれば幸いです。
　(^　　^♪