魔界からの呼びかけの歌　スカボロー・フェア：2025年5月25日｜こはな美容室のブログ

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投稿日：2025-05-25 19:24:28.0

魔界からの呼びかけの歌　スカボロー・フェア: スカボロー・フェアという曲をご存じでしょうか。
謎めいた歌詞と、懐かしいような、でもどこか悲しげで神秘的なメロディーが耳に残る曲です。

多くの方は、サイモン＆ガーファンクルという方たちの歌によって知ってるのではないかと思うのですが、この曲のオリジナルはイギリスの伝統的なバラッドという、古くから言い伝えられてきた歌だそうです。サイモンさんたちは、反戦の意味を込めてこの曲をアレンジして出されていたようなのですが、オリジナルの曲は、それとはかなり違う内容になっています。

タイトルの「Scarborough Fair」　スカボローはイギリスの土地の名前で、フェアとは市場の事でして、スカボローで開かれている市場という意味になります。

内容は、

スカボロー市場にいくのですか？
パセリ、セージ、ローズマリーそしてタイム
そこに住むある人によろしく伝えてください
彼女はかつて私の恋人だったから

というのが１番の歌詞になります。その後2番、３番と続くのですが、どの歌詞もどうやっても現実的には不可能な無理難題な事をお願いする、という内容でして、私的にはとても不気味で不思議でぞくぞくする感じが好みです。

色々調べていくと、この曲はなんと！
魔界からの呼びかけの歌とも言われているようでして、この世のものではない人物が、旅人に話しかけている、というシチュエーションらしく、旅人はまともに相手にすると命を取られてしまうので、ハーブの名前をお守りの呪文として唱えている（パセリ、セージ、ローズマリー、タイム）そうなんです。

魔界からの人物は、なぜ旅人に「彼女」というある人物に伝言を頼んでいるのか？という点に関しては諸説あるようなのですが、私個人のこの曲への願望的妄想としましては、、、

この魔界の人物は生きていた頃に愛していた女性がいて、その人とは死別し、お互いに交わることのない違う世界の存在になってしまったけれど、どれだけ時が経っても魔界から逃れることができなくても、その女性を愛し続けている、というめちゃくちゃロマンチックな展開を希望してしまうのでした。

そういう説もあるっぽいのですが、とにかく古い言い伝えの曲なので、誰もその真意を知る人はいない、ということのようです。

謎が多い不思議な曲、スカボロー・フェア。各人それぞれが自分の妄想で解釈すればいいのかなあと思っています。