美容師として伝えなければならないこと　第1章：2025年7月11日｜ガリカ両国(Gallica)のブログ

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投稿日：2025-07-11 10:31:17.0

美容師として伝えなければならないこと　第1章: 《カウンセリングについて》

今回はカウンセリング（対話）についてお話しします。
この内容を知っていただけると、目の前にいる美容師さんが
「自分に合う美容師さんかどうか」を見極めるヒントになるはずです。

まず大前提として、目の前の美容師は
“何でもできる万能な存在ではありません”。

日々、技術を研究し、磨いている分野がある一方で、そうでない部分も当然あります。
一人ひとりに“違いしかない”といってもいいほど、個性があります。

だからこそ、この仕事は「選ばれる世界」だと私は思っています。

これからの時代は、SNSや情報だけに流されず、
お客様ご自身が、現場でその美容師さんを見極めていく力が必要になってきていると、確信しています。

【あらすじ】

限られた関わりの時間のなかで、大切なのは次のような行動です。

相手の話をよく聞き、相づちを打って理解の姿勢を示す
わからないことは質問して、しっかり理解しようとする
丁寧に、簡潔に伝える
一人で決めるのではなく、すり合わせながら提案し合う
こうした“聞き方・話し方”ができる方は、
おそらく誰とでも自然なコミュニケーションが取れる方だと思います。

なぜなら、それは「思いやりのある人」だと私は感じるからです。

かくいう私自身も、上記について意識を高く持っています。

一方で、これらができない場合、
たとえ心の中に優しさがあったとしても、
“自分本位な人”“思いやりのない人”と誤解されやすくなるとも感じています。

コミュニケーションは「相性」ではありません。
“気遣い”のあり方です。

思いやりのある聞き方・伝え方（態度・姿勢）ができるようになれば、
どんな人とでも違和感のない関係が築けるようになる。

それはきっと、人生そのものを豊かにしてくれる力になるはずです。

私たち美容師も、お客様も、どちらも一人の人間です。

私自身、
「お金をいただくから施術を提供する」という意識ではこの仕事をしていません。

目の前にいらっしゃる“偶然のようで奇跡のような出会い”。
その一人ひとりの方の役に立ちたい。
その思いひとつで、ここまでやってきました。

今後は、より一層お役に立てるように、
私たちが持つべき“マインド”
そしてお客様にも持っていただけたら嬉しい“マインド”を
発信していきたいと思っています。　2章へ続きます。